ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。初めに自己紹介をお願いします。

霧島と申します。この度は宜しくお願い致します！
普段はVOCALOIDとUTAUを中心に楽曲を制作しております。
自らの声を元にしたUTAU用音源「逆音セシル」をプロデュースしたり、
歌ってみたなどでもちまちまと活動しております。

音楽を始めたきっかけや本格的にボカロP活動を始めることになったタイミングなど、今までの音楽経歴について教えてください。

小学6年生の頃、発売されたばかりの初音ミクを買ってもらった事をきっかけに楽曲制作に興味を持ちました。
でも当時はまだ子供ですから右も左も分からなくて、お小遣いの範囲で機材を揃えたり教本を買ったりとかしてて。
中学生になった辺りから、本格的にオリジナル曲を作り始めました。
今聴くとものすごく拙くて恥ずかしいです(笑)

楽曲制作で重視していることはなんですか？

聴いてくれる方の日常に寄り添えるような音楽を作りたいと常に心掛けています。
たとえば通勤通学の時とかに聴いて、「よっしゃ頑張るぞ！」みたいな気持ちになってもらえたら嬉しいな、と。

普段どのように楽曲制作に取組んでいるのか、そのプロセスについてお聞きできればと思います。

メロディ先行で作っているんですが、
何かワンフレーズ思い浮かんだらすぐiphoneのGarageBandを起動して忘れないうちにメロディを打ち込みます。
そこで大まかな全体像を作ったあと、PCに転送して細かく弄って仕上げていく、という感じですね。
一番時間が掛かるのはボカロやUTAUの調声の部分です(笑)

ボカロというジャンルに限らず自分の活動において意識しているアーティストなどはいますか？

椎名林檎さん、中田ヤスタカさん、やくしまるえつこさんは昔からずっと好きで憧れています。
皆さん独自の世界観があって。いつか自分も、そういう独自の色みたいなものを身に付けられたらなと思っています。

自分の得意なジャンル、世界感などがあれば楽曲と共に教えて頂ければと思います。

色々なジャンルに手を出してはいるんですが、曲の世界観としては「夜の街」的なイメージの物が得意です。
夜景とかネオンとか、そこに渦巻く人間模様とかがすごく好きで。
最近は歌舞伎町にいるちょっとスレた女の子とかを題材にしがちですね。

たくさんの楽曲の中から選ぶのは大変かと思いますが、初めての方に聞いてほしいイチオシのご自身の曲を教えてください。

「眩む僕らは欺瞞の夜に」という曲です。
友人であり戦友でもあるSunny Beansのはるとさんにギターをお願いして弾いて頂きまして、
全体的にすごく気に入っている楽曲です。深夜ドラマみたいな世界観を意識して作りました。

基本的にはボカロPとしてボーカロイドに歌ってもらう曲を作るわけですが、自分のボカロ曲をカバーしてほしい歌い手などはいるでしょうか？

もうこれはずっと抱いている夢なんですが、
神田沙也加さんに歌って頂けたらものすごく号泣すると思います。

近年ボカロPや歌い手の数もどんどん増えてきています。リアルでのLIVEや活動というのもアーティストとして一つの選択肢ですが、ネットカルチャーの中で、ボカロPとして表現することの楽しさについてお伺いできればと思います。

VOCALOIDだと初音ミクちゃんをよく使うんですが、
彼女に曲を歌ってもらうたびに「自分だけの初音ミク」が生まれていく感じがしてとても楽しいです。
MVのイラストや曲調などで様々な姿を描くことができますし、
これはボカロならではの楽しさじゃないかなと思っています。

普段の趣味や何か他にされている活動などがあれば教えてください。

普段は絵を描くのが好きでよくTwitterに上げたりしています。
あとは二次創作で漫画を描いたりだとか、小説を書いたりとかするのも好きです。

今後の活動について実現したい目標があれば教えてください。

いつか自分の曲を、初音ミクちゃんがコンサートで歌って踊ってくれたらいいなと思っています。
もう長年抱いている夢なんですが、いつか実現できたらきっとその時は号泣して膝から崩れ落ちると思います。

インタビューへのご回答ありがとうございました。最後に読者の方へのメッセージをお願いします！

この度はこのような機会を設けて下さり、本当にありがとうございました！
聴いてくれる方が少しでも楽しくなったりテンションが上がったり、
時にはお酒のおつまみになったりするような楽曲をこれからも作っていきたいと思っています。
頑張ります！

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UC3T9HXCMiFCOGJC9s1QaSug

Twitter
https://twitter.com/kirishimaxavi