蓮音まゆ

彼女の曲を聞くと、自身が広く深い自然の一端なのだと思い知る。すぐそばでいるようで、どこか遠い世界のような気もする独創的な楽曲と歌詞を携えて活動するシンガーソングライター「蓮音まゆ」。既存の音楽活動に縛られずに挑戦を続ける信念と強さがありながら、どこか儚げな作品を多く持つ彼女は、これまでどのような道を歩んできたのか。ミステリアスでユニークな彼女を紐解くべく、インタビューさせていただきました!

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ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。 
早速ですが、自己紹介をお願いいたします。

静岡県三島出身、東京在住のギター弾き語りシンガーソングライター蓮音まゆです。
1人でライブしたり、バックバンドもいたりします。
今は出来ないけど、前はストリートライブもよくやってました。
アニメ・漫画・文学をはじめとする作品、特に手塚治虫作品に影響を受け触れたことを、原体験として、スピリチュアルでファンタジーな独創的な世界観で活動中です。
三度の飯より本がかなり好きです。

「蓮音まゆ」としての活動をスタートするきっかけと活動以前の音楽経歴について教えてください。

15歳の時に東京で、音楽をやろうと上京して音楽専門学校に行きました。
プロになろうと思って、東京にやってきて、今に至ります。
東京は、やはり凄かった。
人の数が、出逢いが、やはりある。
広がりました。

蓮音まゆとしてスタートしたのは8年前。
2020年7月で8周年を迎えます。
それ以前は、他名義とユニットやバンドを少しやってましたが、あまり長続きしなくて、バンドやユニットより、ソロでサポートバンドをつける方が自分には合っているなと思いました。

自分の音楽性に影響を与えたアーティストについて教えてください。

手塚治虫さん、シンディローパーさん。

youtubeやSNSなどを使ってコンテンツ配信を積極的にされていますが音楽だけでなく、生活に近い部分にも触れられていて、ファンの方にとっては「蓮音まゆ」をより知るいいきっかけになっていると感じました。
「ファンとの距離を縮める」という点において工夫をされている点などはありますか? 

ファンとの距離を縮めるために何かとは、あまり意識はしてないですが、フリーランスでインディーズなので距離はやはり近いです。
ファンというか、蓮音まゆの音楽に関わってくれて、応援してくださっている方は、ご縁があっての出逢いですが、ファミリーだと私は思っています。
出逢いってやっぱり不思議なご縁だと思うので。

でも、たまにオフ会をしたりもします。
古民家や、川でバーベキュー大会とか、あとはお正月に古着着物のレンタルをして初詣オフ会を何回かやりましたよ。

男性や女性も着物を着て、なかなか大人になると着物着る機会ないので喜んでいただけました。
撮影会は、私を撮るんじゃなくて、私がファンを撮影するという。

蓮音まゆさんの歌詞にはテーマとして「宇宙」や「自然」「死生観」などスピリチュアルさを感じるものもありますが、
これらのテーマを通して活動してされる理由とはなんでしょうか?

「森羅万象」MV

シンガーソングライターは、自分で作詞作曲をしますが、やっぱり自分の中にあるものだったり、今まで生きてきた環境や体験や感じてきたものが、反映されているんだと思います。

私は静岡の自然がたくさんある海と山が近い場所で育ちました。
田舎育ちなんです、だからやっぱり東京でも自然が近くにある場所に住んでいます。
そうなると、やっぱり引き寄せるのかな、森でライブをする機会が増えたりしました。

森で歌うと面白いですよ、森でライブ聴くと気持ち良いですよ。
森のイベントで、機材がちゃんとあるステージもありましたが、アンプラグドでの森のライブもたくさんしました。
鳥の声、遠くから微かに聴こえる街の音、風の音、葉っぱがこすれる音、そんな中でアコースティックギターで歌う機会もあり、自然と森に関する歌もたくさん生まれました。

そして、身近なバンドメンバーの突然の死や友人の突然の死もここ8年の間に2人いて、それは私に大きな影響を与えました。
また311のときの出来事などもあり、いつ人は、旅立つのかわからないと、より死を身近に意識することとなりました。

ネットショップを拝見したところたくさんのグッズがありましたが、
こちらのデザインなどはどのように決めているのでしょうか?

グッズのデザインは、基本的には自分でやるか、イラストレーターの方に絵を描いてもらっています。
自分の楽曲やワンマンライブのタイトルにちなんだコンセプトで、デザインしたりします。
なるべく日常でも使えるようなデザインが良いかなと考えて作ったりもします。
だから、あんまり私の名前がどかーんみたいなデザインはあまり無いかも。

LIVEではGt.Voでのパフォーマンスになりますが、楽曲制作はどのようにされているでしょうか?
また制作にあたりインスピレーションを取り入れるためにどんなことをされていますか?

楽曲制作は、歌(歌詞)とメロディ同時だったり、ギター弾いてる時に生まれたり、何か経験したときに感じたことを歌詞にしたりしています。
制作のインスピレーションは、日々の全ての出来事から。
友達や家族やファンの方からインスピレーションをもらって出来たりもします。
ファンの方が伝えてくれた言葉からひろげたりとか、あとは、悲しい事があったときや嬉しいことがあったとき。

でも、わたしの楽曲はわりと明るい曲も多いんですが、悲しいことがあった時の方が、もしかしてインスピレーションが強いかもしれません。
世界で起きたニュースの出来事から、湧いてきたりもします。

あとは、たくさん本を読んだり、なるべく映画を見たりです。
最近見た映画(動画、DVD)の中で凄く良かった!っていうのはワンスアポンアタイムシリーズ(ディズニーキャラクターが現実世界で繰り広げる物語)は、かなりハマりました。

あとは、宇宙物の映画でインターステラーが凄く良くて2回観ちゃいました。

昨今思うようにLIVEなどの活動ができない状況が続いています。
オンラインでのライブ配信やイベントなど様々な方法で活動をされているようですがこういったイレギュラーな状況の中で感じることがあれば教えてください。

なかなか厳しい社会情勢ですね。
特にライブハウスは構造上、密閉空間ということもありなかなか厳しいですね。
エンタメ業界だけでは無く様々な業界みんな大変です。
私も出来る事をできる範囲で元気にやりたいと思っています。
こんなときだからこそ、エネルギッシュでいたいと考えています。
それには、やはり心技体を整えておくことかなと。

体も心も元気でいられるように、そして元気に歌をできる範囲で届けたいです。
だから食べる物や健康には気をつけています。
今、時代がめまぐるしく変化しているから、新しいアイデアや柔軟性を持っていきたいなと。

コロナ禍の中で音楽業界という大きな枠では変革の時代に入っています。
今後「生」のライブやイベントでの開催がしばらく難しい中で、今までにも増して「オンライン」の重要さを痛感しています。
すでに取り組まれている部分もあると思いますが、「オンライン」をどのように活用してファンやその他不特定多数のリスナーと繋がって行きたいですか?

でも、私考えちゃうんです。
インターネットが無ければお手上げだなと、
だからインターネットが使えることに凄く感謝です。
だからちょっと怖いですよ。
インターネット無くなったら、どうしよう?!

なかなかリアルイベントが出来ない状況ではありますが、やはりリアル、生に勝てるものはなかなか無いなとつくづく思います。
早くリアルイベント出来るようになってほしいけど、先が読めなくて、まだまだ長引くでしょう。

オンラインにも工夫が必要ですよね。
飽きさせない工夫、いろいろ考えて実践していきたいです。

もともと、ライブの生配信は、例えば遠征ライブに行ったときや食べ物屋さんのライブ(たこやきやさんやバーや居酒屋)のときはFacebookライブやツイキャスでやってましたが、この社会情勢になってから初めてミュージシャンの方や写真家の方とコラボ配信したりしました、今までやったことなかった事を私もやりましたし、どんどん新しい試みを皆さんやってますよね、リモート飲み会とか!リモートキャバクラとかあるらしいですね!
リモートでボトル入れるんだけど、飲めるのは配信者だけ!っていうのがなかなかシューる!

みんな進化してるな、進化しようとしてるなって、感じるから、今ってかなりいろんな意味で刺激的かもです、、。

GWには中止になってしまったワンマンに代わり、
10日間、自宅から弾き語り配信をされていますが、こちらの反響や活動を通して感じたことがあれば教えてください。

そうなんです。
GWは、10日間自宅からのワンマン配信しました。
無料でどなたでも観れて、ライブが、良かったらネット投げ銭してもらえたら幸いですという形で。 

実は自宅のリビングをちょっと改造して、ステージ作りました。
私が横をみたら台所の流し場なんですけど、壁には宇宙柄や森の柄の布でステージ作り、配信に映ってるのはファンタジーな世界のみ、なんですが(笑)
毎日壁柄やレイアウトを変えたので、毎日違う!のが楽しみと10日間観にきてくださった方もたくさんいました。

セットリストも毎日変えて、普段やらない曲もやりました。
「投げ銭を良かったらお願い」スタイルだったので、カバーはやらずにオリジナルだけでやりました。
評判はなかなか良かったのと、10日間のうち2日間だけ昼間に自宅からすぐの森、、というか山でライブしました。

森ライブは、かなり評判が良かったです。
癒される〜と言ってもらえたし森ライブは初見さんもかなりいました。
私自身も、森で歌うといろんなことを感じました。
この森にいる虫の数って、多分日本の人口より多いだろうなとか(笑)
今、人間は大変な事になってますが、森の鳥たちも虫たちも、とりあえずいつも通りなんだよな、、とか、考えたりしました。 

そして、ライブを通して、投げ銭やグッズを買ってくださった方もいて、本当に感激でした。
10日間、ワンマンライブ。
ただ、自宅なので完全なアンプラグドです。
照明は間接照明のみ、演出は無いです。
だけど普通のライブと同じような気持ち、同じようなパフォーマンスで歌いました。

10日目には、多少疲れてきたけど、やっぱり応援してくださる皆様に力をもらえてどんどん力が湧いてきました。
やって良かったです。
ただ、やっぱりより生のライブがやりたいなとも思いましたね。
でも画面の向こうであっても、人がそこに存在しているというのは、何より強いなと感じました。

「蓮音まゆ」をこれから知る人たちに向けてまず聞いてほしい代表曲を注目ポイントとともに教えてください。

代表曲は、晴耕雨読、流木、森は生きている
かな。 

どの曲も歌詞に注目してほしいですが、

【晴耕雨読(せいこううどく) 】
まず、晴耕雨読の意味は、晴れた日には畑を耕しよく働き、雨の日は、家の中で読書をして過ごすそんな悠々自適な生活という意味の四文字熟語です。
理想的な生活と言うような意味の言葉ですが、それを私なりに作った歌です。
この曲は、若くして旅立ってしまった仲間の事を歌った歌ですが、普遍的なものを歌っています。
私自身、この曲を歌うと優しい気持ちになる不思議な歌なので、この曲を聴いた誰かの力になれたり、癒しになったらいいなと思いながら、大切に歌っています。
私はこの歌を一生歌い続けると思います。
とても大切な歌。

【森は生きている】
途中、物語調の語りがあります。
一見ファンタジーな曲ですが、リアリティを歌っています。
世界の秘密の隠し場所についての歌。 

【流木】
流木って、木が川に落ちて流れ流されて、その旅の過程で削られて磨かれて、川のほとりだったりや湖や海へと流れ着くんです。
それが、また美しい。
私達の人生もまた、歳を重ねて削られて磨かれていく。
流木の旅と人の人生を重ね合わせています。
この曲は、若い人よりも、歳を重ねている人に、より届くかもしれません。
サウンドは、バイオリンとピアノも入っています。
バイオリンがぴったり合うアレンジで、そこも注目!
youtubeにフルでリリックムービーが、あります!
動画は自分で編集したもので、映像見てるだけでも、癒されるはず!是非。

ありがとうございました。
最後にこの記事を見ている読者にメッセージをお願いします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
そしてご縁をくださいましたELICITY様にも感謝です。
いろんなインタビューや音楽情報も載ってますので、是非ELICITYサイトをいろいろ旅して回ってみてくださいね。 

私はとても小さな世界で生きています。
でも、より広い感覚で世界を見ることが出来たらと思っています。
自分が出来ることは、小さな事だけど、それが誰かの小さな光になれたらいいなと思います。
引き続き、皆さんも体調管理に気をつけてくださいね。
そして、素敵な今日を。

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