ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。初めに自己紹介をお願いします。
こんにちは。
初めましての方は初めましてUsagiと申します。よろしくお願いします。
活動名の由来についてお伺いしてもよいでしょうか?
深い意味は全くないのですが、僕自身すごく寂しがり屋なので、
そんな動物の名前を取って「Usagi」と付けさせてもらいました。
後ろの3はよく、うさぎさんと呼ばれることが多いのでなら付けてしまえ!という勢いでつけました。
音楽を始めたきっかけや本格的にボカロP活動を始めることになったタイミングなど、今までの音楽経歴について教えてください。
元々僕は歌うことが好きで、中学生の時にボカロを初めて聞いて、
所謂歌ってみた。というものにハマったんですよ。
それで歌い手になろうと思ってたのですが高校に上がってからバンドをやり始めたんですよ。
それからギターを弾くようになってから何故か作る側に回ってました(笑)
本格的にボカロの曲を作ろうと思い始めたのは2021年の2月頃だと思います。
ボカロでも他のジャンルでも自身の音楽性に影響を与えたものについてお伺いできればと思います、音楽やそれ以外のコンテンツでも構いません。
曲で言うのであれば「アダルトチルドレン」という曲ですね。
僕が中学生の時にあの曲に何度も助けられて、
あんな曲を作りたいと思ったきっかけの曲でもあります。
バンドやユニット、シンガーソングライターなど自分の音楽を発信していく手法としては様々なものがありますが、ボカロPとして活動していくことを選んだのはなぜでしょうか?
自分で歌うことって言うことも確かに大切で、
そこに込められる感情というものもあるんですが、
人間には出来ないような表現が出来るということで、ボカロを選びました。
というより自分自身「ボカロ曲」というものが好きだからっていうのが正解かもしれません。
楽曲制作で重視していることはなんですか?
どれだけ他人には言えないことを自分の曲で共感してもらえるか。かと思います。
例えば他人には言いにくい悩みだとか、親には言い難いことだとか、
そんなことを一緒に共感してくれる曲を作ろうと思っています。
普段どのように楽曲制作に取組んでいるのか、そのプロセスについてお聞きできればと思います。
まずは自分のメモ帳を見る、というところからですかね。
いつも思ったことを書き込んであるのでそこに「あ、このことを言いたいな」と思うものを曲にしています。
あと、オケを作るのは早いのですが、どうしても言いたいことが多くなるので歌詞を書くのに時間がかかりますね。
ボカロというジャンルに限らず自分の活動において意識しているアーティストなどはいますか?
カンザキイオリさんですね。
あの人の世界観に近づきたいと思って毎回曲を作っています。
自分の得意なジャンル、世界感などがあれば楽曲と共に教えて頂ければと思います。
自分が一番得意なジャンルとしては活動を始めて最初の方に出した「証明」という曲が得意です。
あの曲のような自分の生き方について、と言うのを書くのが一番しっくりきます。
たくさんの楽曲の中から選ぶのは大変かと思いますが、初めての方に聞いてほしいイチオシのご自身の曲を教えてください。
最近の曲であれば「Bubble」ですね。
後は先程も言わせてもらった「証明」ですかね。
このふたつは特に作ってていい曲だ!と思っていたのを覚えています。
ここからは直近公開予定のタイトル未発表曲についていち早く聞いていきたいと思います!
①まだ未発表にはなりますが、タイトルに込めた想いや意味について教えて下さい。
自分が伝えたいこと、でも他人には伝わりにくい「自分らしさ」というものの思いを込めて作りました
②コンセプトや表現したかった世界観について教えて下さい。
死ぬとか、生きるとか、そういうものも含めて人間なんだよ。
ということを聞いてる皆さんにも共感してもらえるような世界観に仕上げています。
③楽曲の必聴ポイントを教えて下さい。
Cメロですね。
ピアノのみになるところがあるのですが、そこに言いたいことを特に詰め込んだので。
④制作に関するエピソードがあればお願いします。
オケは4日ぐらいで作れたのですが、
歌詞にとてつもなく時間がかかって3週間ぐらいかかりました(笑)
⑤作品に対するリスナーなどからの反響はどうだったでしょうか?
まだ出していない曲なので大きな反響は分からないのですが、
生配信の時にちらっと見せた時の反応は良かったので嬉しいなと思いました。
⑥その他アピールしたい部分などはあるでしょうか?
少し重苦しい曲のように聞こえますが、自分が何か不安になった時に聞いて貰えると、
少し心にも余裕が出来ると思うので良ければ聞いてください。
ご自身の使用されているボーカロイドになにかこだわりや思い入れはあるでしょうか?
ずっと鏡音レンを使っているのですが、僕の分身だと思って使っています。
それぐらい手放せないものだと思ってます。
今ボカロや歌ってみたなど、いわゆる生のLIVE主体というよりは音源をアップする活動をベースとした 「ネット発の音楽」や「ボカロP」という存在がだいぶ世の中に受け入れられて来たと感じていますが、このような世の中の反応についてボカロPとしてどのような印象をもたれましたか?
昔よりも、ボカロというジャンルになったことが僕はとても嬉しいことだなと思います。
それこそ僕が聞いていた時はアングラな部分もあったので公にしてこんな曲を聞いてるんだ!で、
ボカロを出せることか嬉しいですね。
ボカロの登場は自分の曲を世に出すというハードル下げたことのみならず、音源に伴ったMVやイラストを作成するクリエイターだったり、歌い手として他人の曲を歌うことで表現するなど、多くの人に可能性ときっかけを提供できるプラットフォームになっていると思います。今後も根強い人気のコンテンツとなると思いますが、ボカロが続いていくためにはどのような変化が必要になると思いますか? ボカロP視点でのご意見を聞かせて頂ければと嬉しいです。
僕としては、これからどんどんどんどん個性というものが大切になっていくと思います。
それこそ携帯だけでも曲が作れるような時代になったので、
音楽を全くしていなかった人でも出来るものになったのでいかに自分らしさを表現できるかだと思います。
なので、これからのボカロには、個性。というものがつきものになってくるのかなと思います。
「ボカロ」と「歌ってみた」はネット発の音楽文化として切り離せない関係にあるとおもいますが、本来「ボカロが歌うために作られた楽曲」を生身の人間がカバーするという流れは他のジャンルや文化にはなくとても特徴的な部分だと感じています。「ボカロ」と「歌ってみた」の今までの関係性やこれからの在り方など、何か考えや思うところがあればおしえてください。
僕自身本家の曲を聞く人間なのであまり歌い手さんの曲は聞かないので分からないのですが、
今のような関係性が一番いいのかなと思います。
基本的にはボカロPとしてボーカロイドに歌ってもらう曲を作るわけですが、自分のボカロ曲をカバーしてほしい歌い手などはいるでしょうか?
欲を出すのであればメガテラさんに歌っていただけたらすごく、嬉しいです。
昨今のボカロPはセルフカバーで歌われる方も多くいますが、ご自身や他の楽曲でもカバーをしてみたいという気持ちはあるでしょうか?
めちゃくちゃあります。
めちゃくちゃしたいです。
近年ボカロPや歌い手の数もどんどん増えてきています。リアルでのLIVEや活動というのもアーティストとして一つの選択肢ですが、ネットカルチャーの中で、ボカロPとして表現することの楽しさについてお伺いできればと思います。
自分じゃない分身が自分という名の皮を被って歌っている。
それを皆が聞いて、共感してくれるという、
なんとも難しい状況なのに誰もそこに違和感を抱かないということが楽しいです。
少し難しいことのように聞こえますが要するに誰でもが、なりたいものになれるということです。
それが手短にできる最大の楽しさなのかなと思います。
普段の趣味や何か他にされている活動などがあれば教えてください。
ゲームがとてつもなく好きです。
基本的にそれ以外に趣味はないのですが、強いていうなれば本を読むことですかね。
今後の活動について実現したい目標があれば教えてください。
僕の曲を聴いて誰か一人でも不幸じゃなくなったり、
不安がなくなったりすれば一番実現したいことかなと思います。
具体的な目標は、、、、特にないです(笑)。すみません。
インタビューへのご回答ありがとうございました。最後に読者の方へのメッセージをお願いします!
読んでいただきありがとうございます!これからも僕の曲達をよろしくお願いします。
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今回の特集にあたり、ポリシーを持って活動されていて、
インタビューさせていただけるボカロP様を募集しています。
ご参加いただける方は、以下条件を踏まえた上で、のフォームよりご回答いただければ幸いです。
<インタビュー掲載料:2,000円>
※活動の実績が長い間ない場合や、
MVなどの再生数が2,000未満の場合、掲載をお断りさせていただく場合がございます。