ARES INWORDS

リフの一音一音が腹部に突き刺さるような、骨太でストレートなサウンドと、血が沸くようなシンガロングに思わず拳が上がってしまう。厚木をホームとする実力派ポストハードコアバンド「ARES INWORDS」はその情熱的で緻密な楽曲以上に、紛れもないライブ力でシーンを揺らし続けている。ARES INWORDS節炸裂の新作「Waterfalls」を始め、多くのことを語っていただきました。

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メンバー皆様の自己紹介をお願いします。

Vo. Kanda:
フロントマンの神田です。自分の苗字が結構好きなのでステージネームもKandaです。
サッカーとバラエティ番組ばっか観てます。よろしくお願いします!

Gt. AKI:
ギター、コンポーザーを担当しております、AKIです!英語がかっこいいな!!って気持ちで英語で名前つけました。

Gt. RiQ:
ギターを担当しております、RiQです。
最近はバンドのアダルト担当もこなしてます。よろしくお願いします。

Ba. TAIKI:
ベース弾いてます!!TAIKIです!
なんかみんな英語なので英語でつけようって理由で英語にした軽いミーハー担当です!
よろしくお願いします!

Dr. Louie:
ドラムと最年長を担当してます!
年功序列バリバリでメンバーには接してます!宜しくお願いします!

バンド結成の経緯を教えてください。

Ba. TAIKI:
バンド結成の経緯ですか、えーっと、すごい単純なんですけど高校の軽音部で組んでいたのが始まりですね。その時は4人組でAKIとルイくんはあとから入った感じですね

Vo. Kanda:
懐かしいなー、Green Dayとかコピーしてたよな!!

Gt. RiQ:
そうそう、あとワンオクとかも。
いやーあの頃はめっちゃモテたよなーw

Ba. TAIKI:
懐かしいねー!
実はその初期メンバーのドラムはルイくんの弟のKIRAって奴だったんですよ。
めちゃくちゃパワフルなドラムでルイくんにも負けないくらいめっちゃうまかったですw

Dr. Louie:
あいつパワーすんごいもんなww
弟のKIRAが就職する道を選んで、脱退した後に自分が加入しました!

Gt. AKI:
ルイくん加入する前から俺らの曲叩けたのめっちゃウケたよな。笑
まあだからすぐに演奏は合いましたねー
僕の加入の経緯は、同じ軽音部に入ってて、めっちゃ仲良かったんで入れてもらった的な感じですね笑
まあ今となっては僕がリーダーなんですけど笑

Vo. Kanda:
なんかムカつくな笑

Gt. AKI:
は?ぶっ飛ばすぞ神田

メンバーの方それぞれの音楽的なバックグラウンドはなんですか?

Gt. AKI:
僕は昔、BOOWYの布袋寅泰に憧れてギターを始めたところから音楽人生はスタートしました。笑
将来は布袋寅泰か、消防自動車になろうかの二択で悩んでるときに軽音楽部に入り、重たい音楽を聞いたのがこの音楽の始まりでした!
今では、Memphis May Fireに憧れながらマッティになる特訓をしています。

Gt. RiQ:
1番最初に音楽に興味を持ったのは中学1年生の時にたまたまテレビで見たシドさんがきっかけでした。
楽曲がとにかく好きで、某レンタルCDショップに置いてあるCDをとりあえず全部借りて
当時兄から譲ってもらったiPodで擦り切れるほど聞いていました。
それからバンドに興味を持つようになってYouTubeで色んなバンドを探すようになりまして
当時ですと、UVERworld、Fear, and Loathing in Las Vegas、ONE OK ROCK、RADWIMPS、SiMなどをたくさん聴いていました。
学校のお昼の放送でラスベガスを流しちゃうくらいハマってました。笑
そこから高校に入り、高校一年生の時にCrossfaithに出会って衝撃を受けたのを覚えています。
元々邦楽ばっかり聞いていたので、そこから少し海外のバンドに興味を持ち始めるようになりました。
そこでWhile She Sleepsを知ってまたもや衝撃を受けさせられました。
そこからはもうお察しの通りって感じです。笑

Dr. Louie:
僕はみんなと共通している音楽もあるんですが、根っこはハードロック、ガレージ、ブルース、ロックンロールです!
家計が音楽一家というのもありまして両親の影響が大きいです!
ラウドロックに出会ったのは僕がARESに入る前に叩いていた弟の影響ですね!
SiMから入って関連で色んなアーティスト聴き漁りました!
今では他のジャンルがそんなに聴けません(笑)

Ba. TAIKI:
音楽のバックグラウンドは中学生の時に聞いたRAD WIMPS、ONE OK ROCK サンボマスターですかね、初めて聴いたときの思い出が今でも思い出せるくらい自分の中で影響がありました。
楽器始めたきっかけ自体は布袋寅泰さんのライブのバックミュージシャンのベースの方がかっこよくて始めました笑
このジャンルを始めたきっかけは高校の時にBring Me The HorizonやBeartoothをきいたことからきてますね!笑

Vo. Kanda:
僕は昔から歌うことが大好きで中学生の時はカラオケにどハマりして通いまくってたんで、「カラオケでモテる曲」的な音楽ばっかり聴いていましたね笑
なので高校でみんなに出会って、色んな音楽に触れて、音楽というものの見方がガラッと変わったなって今となって思います。
中3の時はEXILEしか聴いてなかったのに、高1ではCRYSTAL LAKEを狂ったように聴いてたんでその短期間で一体何があったんだよって感じですよね笑
まあでもみんなに出会えたのは本当に良かったって思います。

同シーンのバンドの中で、差別化できている強みはなんですか?

Gt. AKI:
やっぱりLIVE力ですかね、ライブパワーには自信があり、ポストハードコアの男らしい部分、綺麗な部分をライブで表現するのは自信があり強みだと思いますね!

Gt. RiQ:
AKIが言ってる通りでLIVE力、男らしさと繊細さを持っていたいという思いは強いです。
パフォーマンスなども含め、熱量のあるライブを届けようと心がけています。

Dr. Louie:
本当その通りだと思いますし、一人一人が同じ目線を見て合致してると思います!
それも含め僕個人では過去に聴いてきた色んなジャンルのフレーズやドラミングを大いに活かす事です!
これが一番の強みであり持ち味だと思ってます!後はスタジオや本番での遊び心です!
リアルタイムで音楽を奏で感情表現を豊かにプレイで出すという心持ちも大きくあります!
後ろから見てる限り、みんなもリアルタイムでやってると思います!

Ba. TAIKI:
周りのみんなが言うようにLIVE力は力入れてますね。
パフォーマンスだけでなく、映像では伝わらない、まさしくLIVEを楽しんでもらえるような気持ちを毎回重視してますね

Vo. Kanda:
シンガロングにはめちゃめちゃ力を入れていますね。
去年リリースしたDark Diveという曲は特にこだわっていて、シンプルなHey!とかはもちろん、サビではクリーン、スクリーム、ハモリパート、裏メロの4種類の歌声が合わさって作られている曲で、ライブでの迫力はすごいとおもいます!
まあ結局ライブですね!
勢い、演出、全てに自信があります!

楽曲制作で重視していることはなんですか?

音楽制作の際に意識しているところは、やっぱりライブでどう見せるか、音源だけのかっこよさはあまり好きじゃないのでライブでどう伝えるか、相手を楽しませるかを意識して、少しオタクなギターリフなどを混ぜて自分たちで楽しんで音楽制作をしてます。笑
あとは、モテたいなーっておもいながら作ってます。

楽曲制作のプロセスを教えてください。

Gt. AKI:
基本は僕が曲を作り、それに神田が歌を乗せてそれをレコーディングして出してますね。笑
曲作るときは「キャッチー、覚えやすさ」を意識しながら作ることが多いですね!
しかし、今回のWaterfalls(※詳細は後の項目)ではFOADのコシケン君にも手伝ってもらい新曲を出させてもらいました!普段自分だけの考えだけでなく新しい力が混ざるとツエーーな!!!ってことがすげー実感しました。

Gt. RiQ:
リードギターは基本僕が考えることが多いんですけど、割と感覚とノリで作ってます。
中でも気に入っているのは前作EP『Balancer』のDark Dive、Men at Warのサビのフレーズはとても気に入っています。

バンドとして、現在の音楽性に行きつくまでの過程を教えてください。

Gt. AKI:
現在の音楽までは本当に、たくさんライブをして、たくさん音楽を聴いて今の音楽性にいきましたね、、(簡単でごめんなさい。笑)
まーでも、ライブが一番ですかね、、
やっぱり始めたばかりのときの先輩のライブには感動したしかっこいいなーってことしか考えていませんでしたね、、。
それをどう俺らもかっこよくなれるか、どう見せれば男として強くなるのかを考えてくうちに今の音楽性になりました!
まーでもこの過程はありがちだと思うんですけど、僕個人としてはロマンを感じますね。笑

Gt. RiQ:
AKIが言ってる通りで、ライブバンドではありたいとは常に思っていますね。

競合として意識しているアーティストを教えてください。

Gt. AKI:
最近意識してるのはAKBですね、やっぱり可愛いですし、顔が小さいですよね、
競合ではないです!

©映画.com
※編集部:AKBで顔が小さい方がたくさんいらっしゃって誰を載せればいいのか迷いました。

Ba. TAIKI:
競合してるアーティストですか、
なんか、毎回意識してるようでしてないみたいな、
言葉で言うの難しいですねこれ(笑)
一つ言えるとしたら星野源みたいな髪型は意識していきたいなと思ってます。

©https://www.hoshinogen.com/
※編集部:かっこいいと思います。

Vo. Kanda:
なんかボケなきゃいけないみたいな空気ですけど、普通に真面目に答えるところなんで僕は普通に答えますね。
エミネムですかね。

©wikipedia
※編集部:今度ツーマンやってください。

Gt. RiQ:
僕はそーゆーのはあまり意識してないところがあって、もちろん他のバンドの良いところは競合として見るというより、客観視して見てしまうところがあるので自分たちは自分達で、という意識を持っています。

最新作についての解説をお願いいたします。

Vo. Kanda:
楽曲に関してはあきが話してたとおり、こしけんさんの力をお借りして制作しました!
その楽曲のメロディ付けをしているときに、ふと水に流されているようなイメージが湧いて、なんか滝っぽいなーって思ってそのまま曲にしました!笑
時代の流れや人の流れなどを水の流れに例えて、それに対しての必死に抗うような歌詞を作りました。
率直な感情なのでとても力が入りましたね。
なんていうか、Waterfallsは全てがうまくマッチした奇跡の曲って感じです。
もしこの記事をみて、まだ僕たちの音楽を
聴いたことが無い人がいれば、是非聴いて欲しいです。
僕たちの思いが詰まった作品たちです。

バンドとして、今後の活動の方向性を教えてください。

Gt. AKI:
今後は変わらずライブを中心に活動させていただきます!そして、ぼくたちYouTube活動もしているためそちらも是非チェックしてほしいですね!!バンドはかっこよくいたいし、YouTubeではモテたいしモテたいです。まーでもバンドとしては変わらず2021.22年も突っ走りたいと思ってます!!

Gt. RiQ:
本当にモテたいので是非チェックの方よろしくお願いします!

Dr. Louie:
モテさせて下さい!(笑)

Ba. TAIKI:
老若男女から愛されたい!

Vo. Kanda:
海外に行きたいっすね!

現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか?

Vo. Kanda:
日本でのリスナーの数が非常に少ないのはやっぱりジャンルとしての課題ですよね
ただこれは僕たちを含めて今活動している同ジャンルのアーティストを見ていて思うんですけど、間違いなくかっこいい人や音楽が日本にも増えてきているので、リスナー数がどんどん増えていくのは間違いないと思いますね。
自分たちも音楽の追求とは別に、全くこのジャンルに興味のない人を引き込むという目標のもと、YouTube活動もしています!
他のアーティストもコラボレーションなど各々活動の幅も広げていると感じるので、これからの未来が本当に楽しみですね!

メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、このバンドで音楽をするモチベーションを教えてください。

Gt. RiQ:
まず第一に、このバンドの居心地がいいのが1番かなと思います。笑
高校生の頃からずっと一緒にいるので僕の中ではみんなが当たり前の存在になっています
これだけ長くやってきても喧嘩した事はほぼ無いですし、メンバーは本当にみんな優しいので内面的にも1番ガキの自分を受け入れてくれていることに感謝することが多いです
なので恩返しとは言いませんが、みんなで良い景色を見たいなと思うと頑張れます

Dr. Louie:
単純にドラムが好きなのとドラムと共存が当たり前になっている!ですかね!
音楽は何でも好きなんですけどこのバンドで音楽するに当たっては感情が表現しやすいというか爆発できるという所だと思ってます!

Ba. TAIKI:
これに関しては僕もLouie君とほぼ同じですかね、、(笑)
単純にベースの音とか、存在が好きって言うのが大きいかもしれません!
このバンドでやってるモチベーションとしては先程いった自分が求めてたLIVE力を心掛けてるバンドっていうところですかね!

Vo. Kanda:
やっぱり新曲を出したり、なにかを更新した際に、SNSとかで反応が大きいと、それだけ大きなモチベーションに変わりますね。早く次出さなきゃって気持ちになります。
同様にライブでフロアにいるみんなと一緒に歌っている時を思い出せば、あんな最高なことやめられるわけないですよね。

メンバー皆様の個人としての音楽の夢と、このバンドで実現したい夢を教えてください。

Dr. Louie:
僕はミュージシャンというよりもアーティストなドラマーとして成長していきたいなと思っております!
変なドラマーって言われたいです(笑)
このバンドでは、いつか大きな会場でワンマンやれた時に楽屋で家のようにのんびり自由に過ごすって事をメンバーとしたいです!

Vo. Kanda:
歌をずっと歌っていきたいです。
このバンドで。

Gt. AKI:
余談ですけど、神田は家族にも神田って呼ばれてます

Gt. RiQ:
うちの両親も神田の事ことは神田って呼んでます

オフの日などで、音楽以外にハマっていることを教えてください。またそれらは音楽活動に影響を与えたりしますか?

Gt. AKI:
オフの日はパチンコですかね、負けてる人を見て「うわ、負けてるなーどうするんだろこの人」と思うのが好きで最悪打たないで負けてる人を見に行きます。あとはmildrageのドラムの深谷健吾とパチンコでオカルトを試すのが好きですね。
最近では、勝ってる時に一度外に出て、再度入店することでまた勝てるというオカルトにハマってます。気づいてるとは思いますが、音楽活動には影響はないです。

Gt. RiQ:
僕はギャンブルはやらないのでAKIが何を言ってるかさっぱりわからないです。

Dr. Louie:
僕もギャンブルは全くです。
僕は始めてから5年程経ちますがダーツですね!
きっかけは友人と遊びで投げた時に勝率が高かったので没頭してしまいました(笑)
音楽にはリズムと関係があるのかなーと思ってます!
投げる時は自分のリズムを大事にしてます!

Ba. TAIKI:
オフの日ですか、
オフの日は友人とお酒飲みながら大塚愛さんの曲聴いて盛り上がったりお散歩したりですかね!
大塚愛さんの曲聴いてる時は懐かしい気持ちになりますし青春って感じが出てくるのでハングリー精神みたいなのは甦りますね!
散歩は健康にいいのでバンドをやる上で健康を欠かせないって考えたら、、
全て関係していますね!

Vo. Kanda:
朝からスーパー銭湯に行って、サウナ入って、出てビール飲んで、またサウナ入って、出てビール飲んでってのをループしています。
ループっていうとパチンコを思い出しますね。

読者へのアピールやメッセージをお願いします。

Vo. Kanda:
最後まで読んでくれてありがとうございました!
これからもどんどん更新していくのでこれから僕たちを愛してください!

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MV「Waterfalls」
YouTube「ARES inTUBE」

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