メンバー皆様の自己紹介をお願いします。
Koppe:
ASTERでボーカルを務めております、Koppeと申します。
本日は僕らのディープな部分まで話していけたらと思っております、どうぞよろしくお願い致します!
Taki:
ギターとコンポーザーのTakiです。
John:
ギターのJohnです。
バンド結成の経緯を教えてください。
Taki:
以前組んでいたバンドが解散してしばらくしてから再びバンドをやりたいな、と思ってネットのバンド募集記事を投稿して集まったメンバーで結成しました。
John:
自分は「7弦のメタルコアのバンドやりたいなー」と思ってメンバー募集サイトを巡っていたらGt.Takiが出していた募集に行きついて、そこからバンドに関わる様になりました。
Koppe:
自分は元々別のバンドにいて、ASTERはなんというかライバルというか…シンプルにカッコイイバンドだなと思っていて。
やってたバンドの自主企画にも出てもらったりしてたんですよ。
そこから段々と親交を深めていって、
Gt.のTakiくんとASTERの当時のBa.と上野で飲んでる時に
「ボーカルとして入ってくれないか」と打診を受けたところから始まりましたね。
さっきも言った通り、
自分はASTERのことがめっちゃ好きだったので
二つ返事でOKしました。
本当にノータイムで返答したんで
多分2人もマジで!?みたいな感じでしたね…笑
メンバーの方それぞれの音楽的なバックグラウンドはなんですか?
Koppe:
自分は元々フジファブリックとか赤い公園みたいな所謂「邦ロック」が好きで…
そこからACIDMANに出会ってどんどん広がっていった感じですね。
ヘヴィミュージックに目覚めたのは
Suicide Silence、Mitch Luckerの追悼LIVEで
WHITECHAPELのPhil BozemanがUnanswerdを演っていた動画を見たのがきっかけだと思います。
こんなヤバい声出せるヤツいるんだ…みたいな、
とにかく衝撃でした…。
今は自分のスタンス的にジャンルに拘らず、
色々な音楽に触れてそれを自分らの音楽に昇華したいという気持ちが強いので
アーティストをdigすることだけは怠らないように意識しています。
ボーカルスタイルとしては、Oaktailsのhumさんに影響を受けてます。
プライベートでもお世話になっている大好きな先輩なのですが、LIVEでのパフォーマンスの部分でもリスペクトしています。
John:
ギタリストとしてのバックグラウンドは間違いなくザック・ワイルドです。最近はメタルコア以外にも色々聴くのでミュージシャンとしてのバックグラウンドはまだまだこれから変化していくと思います。
Taki:
中学生の頃からメタルやオールドスクールメタルコアを聴いていたのですが、Dream Theaterに出会ってそこからDjentなど通って今に至ります。
同シーンのバンドの中で、差別化できている強みはなんですか?
Taki:
音源でもそうですが、1つのライブで緩急を付けたパフォーマンスができる曲を持っていることだと考えています。
John:
メンバーのルーツが割とバラバラなのでそこから生まれる化学反応的な物が強みかもしれません。まだ完全に出てるとは思いませんが…。
楽曲制作で重視していることはなんですか?
Taki:
コンポーザーとしては、一貫性を保ちつつ斬新で新しい要素を取り込んだ楽曲制作をすることを心掛けています。
Koppe:
メロディをつけるのは自分なので、その目線では出来る限りヘヴィな部分でもキャッチーさを持たせるように意識しています。
普段このような音楽を聴かない人にとっても受け入れやすいようなメロディを提示出来るように推敲を続け、曲自体のクオリティを高めていますね。
楽曲制作のプロセスを教えてください。
Taki:
基本的に僕が曲の原型をバンドに展開してから各メンバーでアレンジ案を出していきます。
アレンジする際は素早い意見交換を出せるようにコンポーザーやギタリストの立場として必ず僕も立ち会うようにしています。
バンドとして、現在の音楽性に行きつくまでの過程を教えてください。
Taki:
初期はメタルコアにDjentの要素を足した曲が多かったですが、後にオーストラリアやカナダ系の叙情要素やハードコア要素がある曲が増えました。
現在ではArchitects系のモダンメタルコア、ニューメタルコアの要素が強く出ていると感じています。
Koppe:
あとは前任ボーカルが脱退し、自分が加入したタイミングでも自分のボーカルスタイルに合わせてかなり方向性が変化していきましたね。
ASTERの元々持っていた良さは消さず、自分の持っているエッセンスを足してヘヴィネスとポスト感のハイブリッドを目指しています。
競合として意識しているアーティストを教えてください。
John:
活動初期からよく対バンさせてもらっているOaktailsさんとかは競合ってわけではないですが仲良くさせていただいてます。
Koppe:
自分は今同じシーンで活動してるバンドは全てチェックしていますし、全て意識していますね。
やっぱり誰にも負けたくない、という気持ちが強いので全員ライバルだと思ってやっています。
最新作についての解説をお願いいたします。
Taki:
現在製作中の楽曲はニューメタルコアの要素が強く感じられるような作品となっていると思います。
Vo.Koppeのスクリームを生かしたようなパワフルなリフやストリングス,クワイア音源を駆使した奥行きがあるサビなど、ドラマチックな要素がある曲展開にもこだわっています。
Koppe:
前述の通り、ヘヴィなパートでもキャッチーさを大切にしています。
ノリのいいダンサブルなパート、重厚感のあるヘヴィなパートでのメリハリ感も意識して聴いて欲しいですね。
John:
新体制一発目のシングルです。今までと方向性が少し変わるので期待してください。
バンドとして、今後の活動の方向性を教えてください。
John:
Crystal Lakeが主催するTrue North Festのようなもっと大きな舞台に立てるようなバンドになりたいですね。
Taki:
まずは広く色々な方にバンドや曲を知っていただきたと考えているので、音源制作ももちろんですが現在活動している東京以外の地域でもライブをしていくことを考えています。
Koppe:
バンドでの動き方に関しては2人が話してくれたので、僕は現状のマインド的な観点から話させていただきます。
コロナウイルスの蔓延によって、活動を止めてしまうバンドも多かったと思うんですよ。
ライブハウスで出会った友達と対バン出来なくなって、段々と仲間もいなくなってしまって…
僕はそれが本当に悲しくて堪らなかったんです。
だからこそ僕らは、これからも精力的にLIVEしたり
音源作って発表したり…
1歩も足を止めたくないな、と思っています。
いなくなった仲間の分も頑張る…とかそういう大袈裟なものではなくて、
僕らはずっとやり続けるし。だからいつでも帰ってきてよ、みたいな。
長くなっちゃいましたけど…まとめるとこれからも歩みを止めずにバンバンLIVEして、バンバン曲作っていきますって感じですね!
現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか?
Taki:
セットリストや楽曲の内容がマンネリ化してしまうと聴き手にいい意味での気持ちの変化が生まれないので、意外性のある楽曲制作やライブパフォーマンスを意識しています。
John:
ドロップチューンを採用しているバンドなんで他のバンドや自分達の曲の中でもキーが固定されるとかで雰囲気が似てしまうこともあるかと思うので、そこの差別化が課題かなと思います。
メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、このバンドで音楽をするモチベーションを教えてください。
Taki:
バンドでメンバーと共に活動できることです。
互いにパーソナルな部分と音楽性を理解し合えるようなASTERという環境で音楽に触れることができているので、それ自体がモチベーションにつながっています。
個人的にモチベーションが下がってきた時は作曲用の機材を購入するとやる気出ます。
Koppe:
Takiに付け足して、ASTERはメンバーの仲が良いのでメンバーと話したり飲みに行ったりするだけでモチベーションが上がりますね。
このメンバーでもっと上へ、みたいな意識が強いです。
John:
僕は色々な角度からのアプローチで音楽をしたいと思っているのでそれがこのバンドで音楽を続けるモチベーションになっているかと思います。
メンバー皆様の個人としての音楽の夢と、このバンドで実現したい夢を教えてください。
Koppe:
日本国内だけじゃなく世界に出て活躍するようなバンドになるのが目標ですね。
自分が影響を受けたバンドがヨーロッパやアメリカ方面に多いのでそれらのバンドといつかは音楽で殴り合えるようなパワーを持ったバンドになるビジョンが見えています。
Taki:
自分にしか作れないものを一生のうちに出来るだけ世の中に残して多くの人に触れてもらうことです。
国内海外問わず自分が作った曲や演奏しているASTERの曲をより多くの人に聴いてもらいたいです。
John:
もちろん音楽で食べて行きたいですが、昨今の事情を加味するとなかなか難しいと思うので、まずは生活の糧の一部に音楽を組み込んで行くことです。
オフの日などで、音楽以外にハマっていることを教えてください。またそれらは音楽活動に影響を与えたりしますか?
Taki:
最近はAPEXというゲームをしています。
去年末くらいにハマってしまって家にいる時は作曲用のモニターとゲーム用のモニターを往復しています。
スコッチウイスキーやクラフトビールもハマっているのでそれらも合わせてオフの日の三種の神器になっています。
John:
3月にシーシャを買ったので時々家で作って吸っています。
音楽的にどうこうってわけではないですが、いい息抜きになっていると思います。
Koppe:
今は情勢的に厳しいですが、大衆居酒屋が好きなので友達とお酒を嗜みながら話したりすることがモチベーションの1つになっています。
読者へのアピールやメッセージをお願いします。
Taki:
音源聴いてみてください。
ライブ来てみてください。
絶対後悔させません。
John:
ASTERいいバンドです。まだゆっくりしか進めませんが聴いてみてください。
Koppe:
改めて、僕らがASTERです。
色々な変遷があったASTERですが、今のASTERが1番カッコイイという自信があります。
LIVEが証明の場だと思うので、良かったら見に来てください。
どうぞよろしくお願い致します!
▼Twitter
Vo. Koppe:https://twitter.com/koppe_ototoy
Gt. Taki:https://twitter.com/sirataki_gt
Gt.John:https://twitter.com/john_zakk_lp