ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。
早速ですが、メンバー皆様の自己紹介をお願いいたします。
ねはん:
ベースと作曲のねはんです。好きなゲームは星のカービィシリーズ、MOTHER2,3、リンダキューブアゲイン、LSD、ゆめにっきetc…アーケード系のベルトスクロールアクションも好きです。
Debug My Video Game Error(以下DMVGE)結成の経緯を教えてください。
ねはん:
前任ギターと好きなゲームや音楽の趣味が合い、何となく年に1、2回のペースでゆったりとやるバンドを始めたのがきっかけです。今はサービスが終了しましたアメーバピグ上で結成しました。アメーバピグは本当に良い思い出です。現在、オリジナルメンバーは自分だけです。
メンバー皆様それぞれの音楽的なバックグラウンドを教えてください。
ねはん:
兄からDIR EN GREYを中学生の頃に勧められたのが激しい音楽との出会いでした。また更に兄からカオティックハードコア、ノイズ、パンク辺りを勧められてハマったりと…。それまでは布袋寅泰さんの「RUSSIAN ROULETTE」しか聴いてなかったです。後は、ゲーム音楽(主にスーパーファミコン)と、大学でファンク、フュージョン、ジャズ、ポップスなどを学んで、そこら辺の影響も受けています。ひねってはいるけど、まとまって整理された音楽が好きです。
チップチューン的コミカルでキャッチーなアプローチと複雑なメタルコア的フレーズが大きな特徴のバンドかと思っています。
この音楽性に行き着くまでの過程を教えてください。
ねはん:
ファミコンの不条理な難易度設定やスーパーファミコンの洗練されたドット絵、初期プレイステーションのいわゆる「クソゲー」と呼称されている作品群の不気味な雰囲気などが大好きで、それらを音楽と繋げて作れたら面白いなと思いこの音楽性に…。結成当初から多分こんな感じです。
曲作りのプロセスを教えてください。
ねはん:
最初に頭の中で何となく曲の方向性やゲームの世界観をイメージし、そこからシンセを打ち込んで拡げていってます。特にどこのセクションから作るとかは決まってないですね。最終的に、何度も聴き返してるうちに全体的にダサいなと思って、また全部作り変えたりを繰り返しています。後、展開がカオティックだとよく言われますが、取ってつけたような展開にはしたくなく、整理されているものが好きなので、そうなるように心掛けています。
意識している、または気になっているアーティスト・バンドがいれば教えてください。
ねはん:
COALTAR OF THE DEEPERS、特撮のNARASAKIさん、Marmalade Butcherのにえぬさん、Wiennersの玉屋2060%さんが意識しているというか大好きです。3名とも共通して言えるのは、バンド以外にも楽曲提供など作曲家として活動されていらっしゃるところです。
グッズ、ジャケットなどにも楽曲の「デジタル感」「サイバー感」が一貫してお見受けできます。
セルフブランディングでどのようなことを意識されていますか?
ねはん:
デジタル感やサイバー感がありつつも、ドロッとした人間の狂気的な不気味さのオーパーツが何となくバンドのカラーかなと、今思いました。特に意識はしてなかったですが…。ただ自分の好きなものを詰め込んでいました。
YouTubeにアップした「CYBER SOLDIER」のストリーミングビデオに関してはDream WaveやNew Retroの流行にしれっと便乗しました。上手い具合にDMVGEの世界観とマッチしてくれたなと思っています。
現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか。
ねはん:
シーンという言葉は個人的に重く感じてしまい、特に意識をしたことはないです…。とりあえず個人的な課題は多過ぎてまだまだですね。FF10のスフィア盤で見ると、ほとんどアビリティを取得出来てない状態です。
メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、
DMVGEとして音楽をするモチベーションを教えてください。
ねはん:
自分の作った曲が少しでも誰かに聴いて貰えることがモチベーションでしかないです。いつもSNSでエゴサしては、ありがたがっています笑 後は、ただただ音楽に情熱を持って取り組んでいます。
今後、バンドとしての目標やプランを教えてください。
ねはん:
もっと沢山の人に聴いていただけるように、音源やミュージック・ビデオなど出せていけたらなと思っています。後はもっと色んな地でライブをしたいですね。
読者へのアピールやメッセージをお願いします。
ねはん:
ゲームを買ってパッケージを開けて、プレイを始めた時のドキドキワクワク感をお届け出来たらと思っています。精進します。