くらら

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ELICITYインタビューをお受けいただきありがとうございます。初めに自己紹介をお願いします。

くららです!
愉快な歌い手、という名目で活動をさせて頂いております!
この度はインタビューありがとうございます!!

歌い手を始めた経緯、きっかけを教えてください。

楽しそうだな、と思ったからです!
それから、友達の作った曲を自分で歌ってYouTubeにあっぷしてみたかったからです!

音楽好きになったきっかけや、バックグラウンドを教えてください。

中学の時成り行きで吹奏楽部に入部したのがきっかけです!
それからは主にクラシックとジャズを専門的に勉強させて頂いておりました!

活動名の由来はなんでしょうか?

ドイツで演奏活動をなさっていた先生につけて頂いたあだ名です!
その先生とご一緒させていただいた初めての演目がチャイコフスキーの「くるみ割り人形」で、
その主人公である「くらら」をあだ名として頂きました!
アルファベット表記はCulalaです!

尊敬するアーティストさん、歌手、歌い手の方を教えてください。

歌い手でしたら、島爺さんです!
ミッドとローの倍音の豊かさとハモリのアレンジが素晴らしいと思っております!
特に柊キライさんの楽曲を歌う島爺さんの声は男の中の漢!
という感じがして素晴らしいと思います!!!

クラシックですと、ホロヴィッツ様が大好きです!
特に悲愴の3楽章がたまりません!
緩急の激しい曲調の中、ホロヴィッツ様の音で、手のひらの上を転がされてるような感覚になります!
勿論2楽章の、特に最後の和音の優しさも美しいです!!!

意識している歌い手さんを教えてください。

ライバルとして意識している歌い手さんは考えたことありませんが、
ハモリの凝った方、発声の素晴らしい方、基礎がきちんとしている方、
尊敬できる方は挙げたらきりがないですね……

好きなボカロPさんは誰でしょうか。また、どういった曲調やテーマの作品が好きですか?

HoneyWorksさんと家の裏でマンボウが死んでるPさんの楽曲が好きです!
HoneyWorksさんですとホーリーフラッグ、センパイ、恋ワズライ、今好きになる、ロクベル、タナタロ等が好きです!
家の裏でマンボウが死んでるPさんですと、最近は七夕シリーズを聴きました!
曲調やテーマはどんなものでも好きですが、
HoneyWorksさんや裏マンPさんのようなストレートなもの、
そうでなければ重厚感のある曲を好きになることが多いです!

最新の歌ってみたについて解説をお願いします。

私は自分の歌を客観視しながらモニタリングしたりMIXすることがあまり得意では無いので、
歌う時と聴く時の切り替えが難しいです……
デジタルな音楽に手を出すのは初めてなので手探りしながら精一杯歌っております!

録音の環境について教えてください。機材はなにを使っていて、普段どういった環境で録音していますか?

マイクはAT4040、インターフェースはフォーカスライト、マイクケーブルは付属のものを使っていますが、イ
ンターフェースとパソコンを繋ぐケーブルはプロケーブルさんのものを使っております!
またパソコンとコンセントを繋ぐ電源タップを非メッキのものにしてからリスニングの音質は向上しました!
DAWソフトはLogicを使っております!

歌ってみたを作る際に、いつも録音やミックスでこだわっているところを教えてください。

最近はハモリに拘るようにしております!
録音しながらその場で思いつくことも、後から理論でハモリをつけることもありますが、
ハミングだけでfullを聴いても退屈しないようなハモリを付けたいと日々思っております!

歌い手としてのスキルを高めるために取り組んでいることや意識していることはありますか?

発声練習ですかね
特別なことをしているわけではないですが、私は歌の経験がまだ少ないので、
基礎を意識して日々の発声練習をしております

歌ってみたの曲はいつもどうやって選んでいますか?

予定を立てるようにしています
突発的に歌ってしまうとどうしても冷静さを欠いてしまいますので……
ですが、基本は自分の歌いたい曲です!
勿論、リクエスト頂いた曲も歌いたい曲です

今後の活動の方針を教えてください。どういった目標がありますか?そのためにどんなアクションをおこしていくのでしょうか。

特別ああなりたい、こうなりたい、という欲求は無いです
ただ、来年も再来年も、5年後も10年後も歌を好きでいたいですし、歌い続けていきたいです
数字や実績はあくまでただの事実、結果として捉えております

歌い手というとボカロ曲をカバーする人というイメージがありますが、普段の練習あるいはカラオケ等でボカロ曲以外ではどんな曲を歌いますか?

クラシックを歌うこともあります
モーツァルト作曲のオペラ、「コジ・ファン・トゥッテ」に出てくる
「デスピーナのアリア」なんて可愛らしくて気に入ってます!!
是非1度聞いてみてください!

歌ってみたにはどんな面白さや魅力があると思いますか?

歌ってみたはクラシックと同じ「再現音楽」であると考えております。
既存の譜面に自分の解釈を落とし込んで個性を出す。
歌ってみたはクラシックと違い基礎となる土台がそこまで重要視されていない傾向にあるので、
個性というものがより顕著に現れます。
それが魅力であり、面白さでもあると考えています。

曲をカバーするという行為は昔からあったわけですが、「ボカロ曲をカバーする人」として歌い手はボカロと共に独自に形成、浸透していったものだと思います。そんなボカロと歌い手の関係性についてご自身の意見や思いがあれば教えて下さい。

元々人間の歌ではなくボーカロイド、機械やプログラムとして演奏されていた曲を
人が改めて歌うというのは一見あまり生産性の無いもののように思える人もいるかもしれません。
ボーカロイドの方が音程感もリズム感も人間より優れている訳ですし、当然音域の制限もありません。
ですがそれを敢えて人間が演奏する、というのは暖かみや感情をそれぞれがそれぞれの解釈で曲に落とし込みたいからでは無いでしょうか。
ボーカロイドの完璧な歌を聴いても完璧ではない人間の、完璧でない故の美しさはありません。
その美しさをそれぞれが内に秘めていて、それを表現するのが歌い手だ、と認識しております。

ボカロ曲を歌い、絵師、動画師にオリジナルMVを作成してもらいニコニコ動画やYoutubeなどで公開する。歌い手という文化は他のバンドやアーティストなどの活動形態とは少し違った文化を持っていると思います。また歌い手というプラットホームの中でもいろんなモチベーション、レベル感で活動されている方達がおり、プロやアマチュアという境目が曖昧で多様性がある、そこが良さであり面白さであるとも思います。そんな歌い手という存在、またそれを取り巻く環境についてご意見や思うところがあれば教えて下さい。

私はこの環境は素晴らしいものだと思っております。
確かに、知名度やコミュニケーション脳力で再生回数が決まるというところはあると思います。
しかし、尊敬する人に話し掛けやすい、意見を求めやすいというのは他のジャンルの音楽ではあまりない事です。
貴重な文化であり、これからもそうあり続けて欲しいと考えています!

歌以外での普段やっている趣味やハマっていることはなんでしょうか?それは「歌ってみた」活動に影響を与えたりしていますか?

音楽以外ですと、読書が好きです。
特別音楽に影響しているわけではありませんが、
自分の経験したことないことも音楽として捉えられる、
柔軟な想像力が鍛えられていると感じております。

最後に読者の方にメッセージをお願いいたします!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ここで述べた意見、考え等はあくまで私の主観のものとなっておりますので、どうぞ悪しからず。
もし素敵な曲、面白い曲を見つけたりしたら、教えていただけると嬉しいです(❁´ω`❁)





Twitter:
https://mobile.twitter.com/culala_gclef

Youtube:
https://www.youtube.com/channel/UC6pJiPbg36nhqSetIBEiVnQ

歌い手の皆様へ

今回の特集にあたり、ポリシーを持って活動されていて、
インタビューさせていただける歌い手様を募集しています。
ご参加いただける方は、以下条件を踏まえた上でフォームよりご回答いただければ幸いです。
<インタビュー掲載料:2,000円>

インタビュー設問フォーム

※活動の実績が長い間ない場合や、
MVなどの再生数が2,000未満の場合、掲載をお断りさせていただく場合がございます。