ONE LAST STAND

【バンドプロフィール】2017年に茨城県つくば市にて結成。メンバーチェンジを繰り返し現在トリプルギター、男女6人組編成となる。メタルコア、メロディックデスメタルを軸にデスコア、ポストハードコアにポエトリーリーディング、ヒップホップなど様々な要素を取り入れたポストメタルコアという独自のジャンルを掲げて活動中。 2021年4月7日にバンドとして2枚目となるEP『陽はまた昇る』をリリース。 ライブを中心に精力的な活動を行っている。

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メンバー皆様の自己紹介をお願いします。

宇留野「ボーカルの雄志です。今日はよろしくお願いします!」

川島「ドラムの川島です。ドラムを叩きます。」

でら「でらです。ギタリストです。」

木村「ベース担当の拓哉です。」

T村「ギターのT村です。。」

小島「ギターのさやかです。にんにくとウサギが好きです。よろしくお願いします!」

バンド結成の経緯を教えてください。

宇留野「自分は17からバンドをやっていて、流されるままにドラム叩いたり色々やってたんです。22くらいからピンボーカルになったんですけど面白いくらいバンド活動が上手くいかなくて(笑)25のときにこのバンドが最後ということで背水の陣の意味を込めてONE LAST STANDを結成しました。当時は自分のエゴが強すぎて付け焼き刃みたいにメンバー集めたせいで2ヶ月くらいで空中分解しちゃって…。
その頃に地元の後輩がCrystal Lakeのコピバンをやっててボーカルでお手伝いしてたんですけど、そのときのギターとベースが「僕らでよければワンラスやりますよ!」って言ってくれて。ドラムだけいなかったんでメンバー募集サイトで川島ちゃんと知り合いました。」

川島「その頃仕事の都合で東京から茨城に転勤になって、何か始めてみようということでドラムをちゃんとやり始めました。」

宇留野「とにかくライブ漬けでしたね、その頃は。んで、ギターの子がプライベートな事情で脱退して後任を探そう、と。そういえば古河(茨城)に上手いギターの子がいたなと思って、でらに声かけました。」

でら「地元でyabaokayaっていうバンドやってるんですけど、まあ、そこから引き抜かれたって感じでした。」

木村「自分が19歳のときこの頃のワンラスを見て楽しんでました。ただのファンでしたね(笑)再編成のタイミングでお誘いもらって自分で良ければ…という流れで加入しました。」

宇留野「当時のベースが元々ギタリストってこともあってギターになったのもあって拓ちゃんにお手伝いお願いして、その後は完全に成り行きで今のトリプルギターの6人組編成になりましたね。家庭の事情でギタリストがそこから今まで2人変わってますけど。」

T村「俺はボーカルと職場がたまたま同じになって、ギターが脱退するって聞いたんでやりましょうか?って感じで。」

小島「私は前にやってたバンドで知り合ってそこからファンになって、スタッフになって、メンバーになりました!」

宇留野「ほんと、色んな人に助けられて今があると思ってます。」

メンバーの方それぞれの音楽的なバックグラウンドはなんですか?

宇留野「元々B’zが大好きで、高校のときはthee michelle gun elephantに憧れてましたけど、Pay money to my PainとかROTTENGRAFFTY、FACTを聴いて俺もこうなりたい!ってなりました。あと、NITOROとかBUDDAとかICE BAHNとか日本語ラップも大好きです。」

川島「ツーバスの存在を知ってからそれを用いたジャンルが好きになって、それが根底になってると思います。特に好きなのはAbortedです。」

でら「メロディックデスメタルです。」

木村「バンドに興味を持ち出したきっかけは中2でマキシマムザホルモンを知ったのが大きいですね。高校でベースを始めて、その時軽音楽部でバンド組んでくれためちゃくちゃ上手いギター君がいるんですけど、今までベース続けられているのもその人のおかげといっても過言ではないですね。奇しくも同じ拓哉って名前なんですけど(笑)」

T村「高校と大学の軽音楽部ですね。」

小島「私はGLAYとPUFFYを聴いて育ちました。他にはアイドルにハマったり歌謡曲を聴いたりしてましたが、ヴィジュアル系が1番影響を受けています。好きなギタリストもほとんどヴィジュアル系ですね。」

同シーンのバンドの中で、差別化できている強みはなんですか?

川島「トリプルギター、日本語詞、メンバー同士の信頼から生じるパフォーマンス。あとは挨拶ですね。」

でら「時代と流行に逆行したサウンドと楽曲だと思ってます。」

小島「色々あると思うけどそれぞれの個性がはっきり出ているところかな、と思います。」

T村「観る聴く以外の楽しさが分かりやすいところです。」

木村「うちのバンドって度々オールジャンルのライブに出演させていただくことが多くて、パッと見アウェイな状況でライブしなきゃいけないって時こそ真価を発揮している気がします。特に逆境のうるさんはポテンシャル最大で後ろで弾いてる自分も気分乗りしますし、バンドのみんなそうなんじゃないかな、って気がしてます。」

宇留野「かっこよさです。」

楽曲制作で重視していることはなんですか?

でら「曲についてはキャッチーかつドラマティックな展開を持たせることです。」

宇留野「この曲が俺にとって最期の曲ってなっても満足できるまで根詰めることです。」

楽曲制作のプロセスを教えてください。

でら「思いつき次第ノリで作り出します。」

宇留野「デモ投げられてみんなで覚えてスタジオで合わせてライブでやって完成です。」

バンドとして、現在の音楽性に行きつくまでの過程を教えてください。

宇留野「メンバーチェンジが多いんで曲の色はコロコロ変わるんですけど、ああしようこうしようって頭抱えてないで好きなことやろう!ってなってからは色々なジャンルの要素が自然にまとまってくれた感じですね。ちょうど6人組になったくらいだと思うんですけど、音楽性って改めて言われると分からないですね(笑)」

競合として意識しているアーティストを教えてください。

でら「特にいません。」

小島「思いつかないです、すいません!」

T村「coldrain、A Ghost of Frare、Sailing Before The Wind、FOADです。」

木村「特筆してこの人だ!って言えるほど意識しているアーティストさんっていうのはいないかもしれないですね。今まで好きで聴いたり観てきたバンドさんでパート問わずかっこいいなあって感じた仕草だったりスタンスっていうのも自分なりにライブで生かしているつもりです。」

川島「このご時世で自分らと同じペースでライブやれているバンドとは共に苦難を乗り越えていきたいと思っています。」

宇留野「個人的には同学年で同じ茨城のバンドはどうしても意識しちゃいます。Spirytus.はツーマンやった仲ですし、一緒に辛い思い出とかも乗り越えてきたこともあるのでとっとと帰ってきて欲しいです。ジャンルは違ども296s inc.はシンプルにかっこよくてリスペクトしてます。」

最新作についての解説をお願いいたします。

宇留野「おかげさまで2枚目のEPとなります『陽はまた昇る』がリリースされました。完全新曲もありますし、4人体制時代から大事にしてる曲なんかも収録されてますのでずっと前から応援してくれてる方も初めましての方も楽しめる1枚になってると思ってます。」

バンドとして、今後の活動の方向性を教えてください。

宇留野「このご時世なのでいっぱい人を集めて大きな会場でやるぞ!っていうのはできないので、いつでもそういうことができるようにしっかり準備していようと思います。虎視淡々と、粛々と。今回のEPリリースに合わせてツアーもちょろっとやる予定ですのでチェックよろしくお願いします!」

現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか?

宇留野「メジャーのアーティストはオールジャンルの中でもガッツリ存在感を出しているのに自分らのようなインディーズはなんだか身内で団子になってるイメージです。それもめっちゃ楽しいんですけど、やっぱりオールジャンルの方が真似できない部分が多くて刺激的だし、何よりウケない、ウケにくい状況を自分たちのジャンルで打破することが課題です。
こうやって言うと硬いですけど(笑)まあ、老若男女に受け入れられるバンドになるにはっていうのは個人的にめちゃくちゃ考えてます。」

メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、このバンドで音楽をするモチベーションを教えてください。

宇留野「個人としてもバンドとしてもメンバーが楽しそうにやってるのがモチベーションになってます。」

川島「個人としてはまだ自分のドラムの実力に満足していないので向上させたいという意識があります。バンドとしてはメンバーそれぞれがやりたいことをやれている音楽性と音楽抜きにしてもいい友人として接することができていることです。」

でら「自己顕示欲です。」

木村「基本的に自分は物事にあまり興味が湧くタイプではないんですよ。興味が湧くって自覚して実行したのがバンドないしベースだっただけです。このバンドで音楽をするモチベーションですが、自分がかっこいいと思って観ていた方に拾ってもらったので終わりの日が来るまで仕えようっていうのと単純にワンラスがかっこいいと思っているからです。あと、楽しい。」

T村「するでも観るでもライブです。」

小島「音楽を続けるモチベーション…。音楽楽しいから続けてます(笑)このバンドで音楽をするモチベーションは、このバンドに救ってもらったので今度はメンバーとして何かを伝えたいという思いです。」

メンバー皆様の個人としての音楽の夢と、このバンドで実現したい夢を教えてください。

川島「個人的には両手両足BPM300を叩けるようになりたいです。バンドとしてはBrutal Assaultに出ることです。」

でら「自己顕示欲を満たすことです。」

木村「僕個人の夢としては前述した通りに唯一興味を持てたことがバンドなので、憧れを抱いた10代の頃の自分に報いてやるためにも、ベース持って大きいステージに立てたらいいなと思ってます。ワンラスでの夢も、まあ、同じですね。」

小島「私の夢はさいたまスーパーアリーナでライブをすることです!バンドの夢はでかくなることですかね?」

宇留野「夢はメンバーが各々持ってるので全部叶えられるようになりたいですね。個人としては解散しないで活動し続けることが夢です。解散したら俺は引退するつもりなのでしたくないですし(笑)」

オフの日などで、音楽以外にハマっていることを教えてください。またそれらは音楽活動に影響を与えたりしますか?

宇留野「スポーツ観戦と釣り、あとパチンコですね。読書も好きです。歌詞とか何も思いつかないときは気ままに好きなことしてると何か思いつきます。好きなチームが負けた時とかめちゃくちゃ悔しいからか良い歌詞が書けます(笑)」

川島「最近は自作PCが熱いです。PCゲームをそこそこやるのもあって基本インドアです。音楽に影響はないですね。」

でら「特にないです。」

木村「ゲームですね。別にどのゲームも極めるまではやってないのですが、オフは基本的にゲームやってますね。後はつい最近までベイブレードばっかり買って遊んでました。」

T村「スポーツカーと漫画とアイドルです。」

小島「飼ってるウサギさん達と遊んでます。」

読者へのアピールやメッセージをお願いします。

川島「この度は閲覧いただきありがとうございます。こういう風に意見を発する場を設けてもらうことは初めてで、普段あまり喋らない自分のことを知ってもらう機会ができて嬉しく思います。ワンラスのこと、ドラムのこと、趣味のこと、興味を持ってもらえたら嬉しいです。」

でら「よろしくお願いします。」

木村「ONE LAST STAND、聴いて損はないと思います。かっこいいです。このコロナ禍でなかなか会場に来てくれ!とは言い難いですが、今は配信でご自宅でもご覧いただけます。少しでも気が向いたら一度だけでも覗いてやってください。かっこいいので。」

T村「今後もバシバシ暴れていきます。」

小島「こんなご時世ですが、なんとかライブもやらせて頂いてます。ぜひ体感しに来てください!」

宇留野「今日はありがとうございました!またいつか、必ず、ライブハウスで。」

Twitter:https://twitter.com/ols_jpn
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCbPhIXKXtqKcx-3w5WqJRQ

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