メンバー皆様の自己紹介をお願いします。
Vo. Kenji :
Vo.のケンジです!
主にクリーンと歌詞の制作を担当してます!
Vo. TERU :
Vo(Scream)のTERUです。
Gt. Kuro :
Gt(Composer)のくろです。
Dr. Kai :
かいちゃんって呼ばれてます。
バンド結成の経緯を教えてください。
Gt. Kuro :
前任Gtのmasatoと僕から始めました。
5年前くらいからずっと正規メンバーを探していて、紆余曲折を経て今のメンバーに出会えました。一緒にメンバーを探したり、毎週スタジオで練習したり、普通に友達として遊んだり、ずっと僕と音楽をしてくれたmasatoには本当に感謝しかないです。
Dr. Kai :
Unvisionが存在する前、現Gt.Kuroと前Gt.Masatoと前Ba.Hokutoを含む6人でコピーバンドをする機会があり、それがUnvisionの原点となりました。
その当時僕は別のバンドを組んでいたこともあり、Unvisionに加入することは考えていませんでした。
しかしある日、僕の前身バンドの活動が止まってしまい、音楽を続けようか悩んでいたところへMasatoが手を差し伸べてくれました。
そして僕はUnvisionに正規メンバーとして加入することを決意しました。
メンバーの方それぞれの音楽的なバックグラウンドはなんですか?
Vo. Kenji :
小学生の頃から音楽を聴くことが大好きで、中学1年生の終わりにふとギターを弾いてみたいと思い始めました。僕は香港で生まれ育ったので、周りの影響で当初は日本語以外の楽曲に触れる事が多かったです。Green Day、Sum 41、The All-American Rejects、My Chemical Romanceなどと、パンク系のロックバンドに憧れて中2の頃にギターボーカルでコピーバンドを始めました。そこからNirvanaやMuse、Avenged Sevenfoldとどんどん幅が広がって行きました。
Vo. TERU :
高校生になるまでは運動一筋でした。
水泳でプロを目指していましたが、突然野球がしたくなって野球へ転身。
高校生になる頃に改めて水泳をしようと思いましたが、
その理由が、私のいた高校は水泳部にしか使えないトレーニングルームがあって、当時筋トレにハマっていた私はそこに惹かれて入部しようとして、母に止められました。笑
そこで同時に『人前で歌うのも楽しそう』って思っていた軽音楽部に何となくで入部したのがきっかけです。
GReeeeNが当時大好きで、GReeeeNのコピーばっかりしていました
この界隈に足を突っ込んだのは高校2年の時にcoldrainを聴いたのがきっかけです。
以降、海外のヘビーミュージック沼にどっぷりと浸かり今現在はこのバンドでスクリームボーカルとして活動しています。
筋トレもしっかり継続中です。
Gt. Kuro :
高校1年生の終わり頃にメロコアバンドのコピーがしたくてギターを練習し始めました。
でも友達がいなかったので夢叶わずでした。
SHANK、dustbox、Four Get Me A Nots、Northern19が好きで毎日コピバンをする妄想に浸っていました。早くて歪んでいてキャッチーなメロディを歌いあげる、みたいな音楽に影響を受けていると思います。中でも特に影響を受けたバンドはFACTです。
Dr. Kai :
中学まで音ゲーにハマっていて、ある音ゲーで9mm Parabellum Bulletの音楽と出会いました。
そのカオティックでクセのある展開と真っ直ぐな歌に一耳惚れして、すぐにCDやDVDを購入して、ライブ映像を視聴しました。
そこには今までに見たことのない自由なライブが繰り広げられていて、完全に心を掴まれました。
そして高校生の時に、自分が音ゲーマーだったことが地元である程度有名だったこともあり、友達とコピーバンドを組むことになりました。
そこからドラムを練習し始めました。
かみじょうちひろさんに憧れて、ドラムを始めたばかりなのにツインペダルの練習から入ったのは若さ故ってやつ。
当時は9mm Parabellum Bullet、ONE OK ROCK、マキシマム ザ ホルモンなどのJ-Rockを聴き込んでいました。
しかし時を重ねるに連れ、歪んだ音を好むようになり、メタルコアやポストハードコアなどの音楽と出会いました。
「歪んでない音楽は聴かない」というイキりキッズな時期もありましたが、若気の至りです笑
隠れてボカロとか聴いてました笑
同シーンのバンドの中で、差別化できている強みはなんですか?
Vo. TERU :
紛れもなく、曲展開のギャップです。
1曲毎の曲色も多彩なことは勿論ですが、
その1曲1曲の中身まであらゆる展開でモリモリです。
曲作りはKuroに任せていますが、
自身も毎度圧巻されてます。
Gt. Kuro :
曲のアレンジ力だと思います。
展開の豊富さとリードギターの作成には人一倍時間をかけてより良いものを追求しています。後は曲数です。かっこいい曲を作るには数を打つのが一番大事だと有名な人が言っていたのでそれを信じていっぱい曲を作っています。死ぬまで曲は作り続けます。
Dr. Kai :
作曲にはほとんど携われていないので大したことは言えませんが、Gt.Kuroの無限で夢幻な世界観ですかね。
楽曲制作で重視していることはなんですか?
Vo. Kenji :
魂の言葉です。まだまだ発展途上ではありますが、制作を重ねるうちに「歌は魂の投影」と学び、無意識に心の中から出てくる言葉をメロディーに変えるように作ってます。少し前まではキャッチーさや歌唱力など気にしながら制作をしていましたが、それが逆に心を晦まして制作の自由が奪われる事に気付き、見直しました。
Vo. TERU :
スクリームの聴き取りやすさです。
スクリームの声色はめちゃめちゃカッコいいのに、
歪ませることに要点を起きすぎて
何を言ってるのか聴き取れないって方が
結構いたりするので、
そうならないように意識しています。
折角自身の気持ちを歌っているのに
勿体ないですよね。
『叫んでイカつければいいってもんじゃない』
『色々な声が出せるから上手いではない』
って感じです。
ただ、心で歌うことは念頭においてのお話です。
伝えたい気持ちを、
感情のまま声として最大限表現出来るように
心がけています。
Gt. Kuro :
キャッチーさと意外性です。
誰しもが皆んな自分にしか出せない色、個性を追求するものだと思いますが僕はその気持ちだけは誰にも負けたくない。そういう一心で作曲をしています。
多分大体の人は僕の作る曲に興味もクソも無いと思うんで流し聞きしていても引っかかる部分、聞きどころをいっぱい作る意識はしています。反骨精神です。
後はピアノが一番好きな楽器なので、ピアノの音やバンドには無い同期の音を入れて幅広いサウンドを追求しています。Unvisionというバンドとしてのサウンドはそういう色とりどりな音があって成り立っているので、同期の存在感、音選びは大事な部分になっています。ただ音作りは一生苦手です。
弦楽器の制作で一番大事にしているのは弾いた時の楽しさです。まずtabを作成してリードギター、バッキングギター、ベースの兼ね合いを考えます。リードのフレーズはかっこよく作るのは勿論、難しさの中にある弾きごたえも大事しています。そのために色んなポジションで色んな運指を使えるよう心がけています。サビのリードは特に目立たせて、尚且つ歌の邪魔にならないようにアルペジオ風に作る事が多いです。
曲作りの際、煮詰まって続きが思いつかない事が多々あるのでワンコーラス(Aメロ、もしくはイントロ)だけでもできたら一度書き出して公園などで聞きます。外で聞きます。
外で聞く事を凄く大事にしています。聞こえ方やイメージが変わったりします。一度制作を辞めて自分の別のスキルアップになる練習やリフレッシュも大事だと思います。急がば回れ精神です。後は甘いお菓子です。チョコレート菓子は必須です。
Dr. Kai :
自分はドラムアレンジを担当していますが、大きいアレンジから細かい事まで必ず各メンバーに確認を取り、納得してもらえるまで手直しする事です。
各担当パートごとに曲作りの方向に違いが出るので、自分が納得してもメンバー全員が納得することはないので。
当たり前の事ですが、だからこそ重視しています。
楽曲制作のプロセスを教えてください。
Vo. TERU :
Kuroが曲の土台を作り、
そこから同時にドラムとボーカルを作っています。
ボーカル陣はレコーディングをしながら
そこで生まれた発想などを持ち寄って、
リアタイでトライしたりして
メロディを上質に仕上げていってます。
Gt. Kuro :
僕が基本的な曲の土台を作って、歌詞とメロディはけんじに、ドラムのアレンジはかいちゃんに任せています。
皆んなのしたい事や自分の持ち味を活かせるアレンジは取り入れていきたいと思っています。
基本的にどの曲もワンコーラスが出来たら皆んなに聞いてもらっています。そして一人一人の感想やイメージを聞いてその後の展開を作っていきます。
でも大体は僕の好きなような展開にねじ曲げてまいます笑。
Dr. Kai :
ドラムは前に出しすぎず、ギターのリフやボーカルのメロディなど、曲に合わせたリズムパターンを組み立てる様に意識しています。
バンドとして、現在の音楽性に行きつくまでの過程を教えてください。
Vo. Kenji :
最初はボーカルは僕1人で、クリーンとスクリーム両方をしていました。あるきっかけで今のスクリームボーカル(Teru)が加入する事になり、ツインボーカルとなり当初とは全く違う形で楽曲制作をする事になり、日本語を入れたり、スクリームとクリーンの掛け合いなどと、Unvisionの1stの時に比べてだいぶ幅広いサウンドに変わって来たと思います。
Vo. TERU :
私が後入り(2020年加入)なので
ピンボーカル→ツインボーカルになったことから
今までできなかった事をできるようになって
Unvisionとしての曲幅がより一層広がって
現在の新たなスタイルを
確立できているかと思います。
まだまだ模索中です。
Gt. Kuro :
自分は手癖やフレーズの幅を広げたいのでコピーを定期的にします。そのコピーで得たクセなどが作曲に活かせているなら、それがバンドとしての音楽性に消化されていると思います。
最新作についての解説をお願いいたします。
Vo. Kenji :
最新リリースの”No Love”のカバーは、Outline In Color(アメリカ)のギターのCjがミックス/マスタリングを担当してくれていて、彼らのJapan Tourの時に共演した事があって当時からずっと仲良くさせてもらっていたので、また音楽を通して繋がる事が出来て個人的にすごく嬉しいです。オリジナルのR&Bグルーヴからかけ離れたロックサウンドでアレンジしてるので、是非聴いてみてください。
Vo. TERU :
私の加入前から制作が進んでいて
ツインボーカルになったタイミングで
リリースという形になりました。
本家の形をしっかりと残しつつ
細部までこだわりぬいた
私達らしいアレンジができたかと思います。
是非とも、聴き比べてほしいです。
Gt. Kuro :
約2年前からNo Loveの制作は行っていました。
元々カバーアレンジをしたいと思っている時にSpotifyでたまたまこの曲を聞いて直感で出来る気がしました。
でもただカバーするだけでは面白味に欠けるので、自分の色を存分に発揮できるアレンジ、構成、リードギターの作成に長い時間を費やしました。
僕自身一曲をカバーアレンジすることは初の試みだったので色々な曲を聞いてヒントを得ました。ロックサウンドのアレンジ参考として
Outline In Color – Bad Romance
Dream on Dreamer – A Thousand Miles
Our Last Night – HUMBLE.
この3曲は特に聞き込んだのを覚えています。
バンドサウンドにする事でサビになるレッテルの盛り上がりをより表現出来ているなと感じたので、No Loveもサビの盛り上がりを特に意識しました。
ジャンルは違いますがfox capture planの「COVERMIND」のアルバムも好きで良く聞きます。
No Loveの2Bメロ〜2サビにかけてのリードギターは特に気に入っていて意識して聞いみてほしいです。
でも一番のこだわりポイントは
ラスサビ前の間奏で弾いているクリーンギターです。ニッキー・ミナージュの歌メロを伴奏的にアレンジしています。
そして曲中にブレイクダウンパート(2サビ後)がありますが、これはニッキー・ミナージュft. バージョンではない原曲の方のアレンジになります。2パターンの曲からアレンジを行なっているので、聞いた事がない人は是非とも2パターンともお聴きになってください。どちらも凄いかっこいいです。
バンドとして、今後の活動の方向性を教えてください。
Vo. TERU :
Unvisionはジャンルレスなバンドだと思うので
そこを強みに多方面に活動幅を広げていきたいです。
ブレイクダウンがあるからヘビーミュージックだとか、そういった括りに縛られず
Unvisionという音楽を浸透していきたいです。
メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、このバンドで音楽をするモチベーションを教えてください。
Gt. Kuro :
ありきたりな答えにはなりますが、Unvisionの曲を好きで聞いてくれるリスナーの存在がモチベーションに繋がります。
Dr. Kai :
もちろん根底には音楽が好きだから。ドラムが好きだから。
というのはありますが、Unvisionのメンバー、Unvisionの音楽が好きだから。
そして音源リリースしたときに好きと言ってもらえたから。
メンバー皆様の個人としての音楽の夢と、このバンドで実現したい夢を教えてください。
Vo.TERU
独特の感性を持ったボーカリストでいたいです。
何をやらせても彼なら間違いないな〜。みたいな。
音楽に留まらず、各方面にて
私としてのカリスマ性を確立したいです。
そして変人でいたいです。
バンドとしては、
メンバー皆が素晴らしいスキルを持っているので
そのスキルを最大限に活かした音楽を
これからも発信し続けたいです。
本当に皆天才だと思っているので、
私も置いてかれないように食らいついていきます。笑
Gt. Kuro :
僕の音楽をする夢、目的は
自分の曲に心から感動したいという事です。
学生時代生きる気力もクソも無い中、好きな音楽を聞く事だけが日々の生き甲斐で心からの救いになっていました。
時間が経てば辛かった記憶も風化していくものだと思いますが、その時その時に言葉では表せない程音楽に救われたのは事実です。
なので僕も誰かの元気に少しでも繋がる音楽、ゆくゆくは生き甲斐になる音楽を作りたいと思い曲作りを始めました。
しかしそんなものは一朝一夕で出来るものでは無く、そのためにはまず自分自身が感動できないとダメだと気づき、それを目標に日々曲作りに勤しんでいます。
なので僕の夢は僕自身が自分の曲に心から感動することです。
バンドとしては
一人一人凄いセンスと技術を持ち合わせているのでそれを最大限に活かせる曲を作る事です。僕は自分の事で精一杯になりがちな人間ですが、こんな才能溢れたメンバーとバンドができて本当にありがたく思っています。幸せ者です。なのでもっと多くの人に2人の歌声を届けられるように努力します。
Dr. Kai :
ありきたりですけど、Unvisionででかいステージに立って場を埋め尽くすほどのお客さんが盛り上がってる光景を見るのは憧れますね。
あと学生時代に叶わなかった夢があって、高校生の時に体育館でバンドしてめちゃくちゃ盛り上がってる友達の映像を見させてもらいました。
当時音楽の趣味が合う人がほとんどいなかったので、周りから自分の好きな音楽を馬鹿にされることがよくありました。
そういう奴らに音楽の楽しさをわかってもらいたくて、自分も体育館でライブして盛り上げたいと心から思っていました。
それが高校生活の最後に叶うことになり、それが楽しみで仕方なかったのですが、本番当日メンバーの一人が病に倒れ、バンドは中止せざるを得ませんでした。
そしてブーイングの嵐。
自分の見たかったこと、やりたかったことと真逆のことが起こってしまい、悔しくて当時のメンバーと涙を流し合いました。
今思えばそれも青春ですが、未だに夢に出てくるほどトラウマ級の景色です。
だからこそもう一度同級生を集めて、母校の体育館でライブして盛り上げたい。
それが個人的な夢です。
オフの日などで、音楽以外にハマっていることを教えてください。またそれらは音楽活動に影響を与えたりしますか?
Vo. TERU :
イラストを描くこと、
グラフィックデザインをする事です。
元々は自身のバンドで活かせられたらなと思い
始めた事でしたが、
最近は他バンドさんやアイドルさんの
ロゴやCDジャケットデザイン、グッズデザインなどまで依頼していただけるようになりました。
皆様本当にありがとうございます。
そのおかげもあり
Unvisionのジャケットデザインや、ロゴ、グッズ、
SNSコンテンツの作成などは
最近私が行っております。
ただただ発信するだけではなく
目を惹くような発信の仕方を常に考えています。
Gt. Kuro :
ASMR動画をよく視聴します。バウンス君とやってもさんが好きです。斉田さんとパトラちゃんも好きです。
Dr. Kai :
ゲームか動画編集です。
幼少期からゲームと共に育ちました。
コントローラーは僕の体の一部です笑
基本プレイスタイルは脳筋なので、最近流行りのバトロワをプレイするときはかなり慎重なプレイを心がけています。
あとゲームのBGMに惹かれることは多いですね。
ポケモンシリーズとゼルダシリーズのBGMは鉄板ですけど一番聴き込みます。
余談ですが、第4世代までのポケモンの鳴き声なら暗記してます。
読者へのアピールやメッセージをお願いします。
Vo. TERU :
とにかく一度聴いてみてください。
絶対にハマると思うので。
スルメの様に
聴けば聴くほどUnvisionってバンドが
分かってくると思います。
「何このバンドオタクすぎ笑」
って思わせられたら、私達の勝ちです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
Gt. Kuro :
皆様により良い音楽を届けれるように日々精進致します!僕は死ぬまで音楽を続けるので応援の程よろしくお願いします!
Dr. Kai :
担当パート的に恐らく自分が一番最後の文章を書くことになるのでしょうが、気の利いたことを言える自信はないので普通に書きますね笑
ここまで現メンバー4人分のながぁ〜い文章を読んでいただき本当にありがとうございます!
これからもUnvisionは自分たちのペースを守りながら日々精進していきますので、応援よろしくお願いします!
1st Full Album : A Circle of Elements
https://linkco.re/vCSZr0cd?lang=ja
1st Full Album : A Circle of Elements (Instrumental)
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3rd Single : No Love (cover)
https://linkco.re/amhb1FnX?lang=ja
2nd Single : GUARDIAN
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1st Single : Utopia
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