Gods of Decay

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メンバー皆様の自己紹介をお願いします。

(Anna)
ボーカルのアンナです。世界の破壊を謳う人です。

(Frost)
ギターのFrostです。宜しくお願いします。

(Yorke)
ベースのyorkeです。

バンド結成の経緯を教えてください。

(Anna)
偶然の極みでした。

(Frost)
2018年10月に、僕はバンドのボーカリストを探していてAnnaとスタジオに入りました。Annaの個性と圧倒的なボーカルパフォーマンスを見て、バンドが成功する事を確信しました。
すでに1月に渋谷サイクロンでライブが決まっていたので、Annaは5曲の歌詞をわずか1か月で書き上げました。
そしてバンド名をGods of Decayに決めて、1ヶ月後に行われた最初のライブを成功させて、現在に至ります。

(Yorke)
2021年に音合わせをして、素敵な音楽なので参加しました。

メンバーの方それぞれの音楽的なバックグラウンドはなんですか?

(Anna)
子供の頃、音楽学校でピアノを学んでいたが、大嫌いな楽器だったから、卒業して以来、触ったこともないです。
それなのに、体中に音楽が響き続けていたので、14歳の頃、ギターの練習を始めました。
そのあと、オペラのボイストレーニングを受けて、ボーカルとして上達してきました。
入学してから、友達3人でグルーヴメタルのコピーバンドとしてジョージアで活動していました。

(Frost)
一番影響が強いのは、Pearl Jam、Nirvana、Alice in Chains、Stone Temple Pirotsなどのグランジか、CreedやStaindみたいなポストグランジと言われるバンドで、自分が書く曲やギタープレイなどにも影響が出ていますね。
ギタリストとしては、Kornや、ToolのようなAlternative Metal的なギタープレイヤーです。
HR/HM的なメタルギターやブルースギターなども学びましたが、指の鍛錬の為に毎日練習している程度で、僕の作曲スタイルと違うので、自分の楽曲で使う事はあまり無いですね。

(Yorke)
インダストリアルや90年代のUKロックが好きで長らく聴いていました。その他はアブストラクトや現代音楽やクラシックに浸かって今に至ります。
プレイヤーとしては元々ギタリストでしたがベースとして今回初めて参加しました。

同シーンのバンドの中で、差別化できている強みはなんですか?

(Anna)
ボーカルとフロントマンして言葉、歌声、動作を通じて世界観を表現すること。

(Frost)
僕はGods of Decayを始める時、他の誰にも似ていないバンドを作ろうと思いました。
Gods of Decayは、圧倒的に激しいバンドパフォーマンスと、世界観が知的でクール、という独特な雰囲気を持っています。
バンドの音楽的な個性に加えて、一番個性的な要因としては、Annaのボーカリストとしての存在感がGods of Decayを他のバンドとは大きく違う存在にしていると思いますね。
Gods of Decayを、他のバンドで例える事は難しいと思います。

(Yorke)
自分らが好きな音楽をやっている事です。

楽曲制作で重視していることはなんですか?

(Anna)
曲の雰囲気です。

(Frost) 
メロディが良いかどうかです。それが音楽で一番大事な部分です。
その中で、ギターリフや、パワーコード、ノイズなどダークな要素のサウンドを駆使して、普通とは違うオリジナルのセンスの曲を作ります。
シャウトの中にも、メロディがあります。
メロディの良さが、バンドのパフォーマンスを引っ張り、バンドの運命を決定します。
偉大なバンド達は全て素晴らしいメロディを作っています。メロディの良いセンスが欠けている音楽は、僕には価値の無い音楽になりますね。

(Yorke)
世界観です。

楽曲制作のプロセスを教えてください。

(Anna)
憂鬱の地獄に堕落してから、体験を言葉とボーカルラインにします。

(Frost)
Gods of Decayでの基本的な制作パターンは、僕が作曲してレコーディングした曲のデモトラックをAnnaが聴いてから、歌詞を書いて曲を完成させます。

(Yorke)
ベースパターンは殆ど感覚です
インストはシーケンスパターンを流しながら考えます。

バンドとして、現在の音楽性に行きつくまでの過程を教えてください。

(Anna)
議論と交渉の繰り返しです。

(Frost)
Gods of Decayの基本的な楽曲は、僕が作曲した曲が基盤ですが、Annaと、新ベーシストのYorkeのアイディアを加える事で、Gods of Decayというバンドとして新しい音楽が生まれます。
それがバンドの存在意義だと思います。
Gods of Decayは、ワンパターンな音楽では無い、今まで誰もやった事の無い新しい音楽を作り出す為に、あらゆる制作方法にチャレンジしています。

(Yorke)
メインコンポーザーのfrostさんに任せています。自分は色?を加える役割です。

競合として意識しているアーティストを教えてください。

(Anna)
GODS OF DECAYは個性を持っているから、そういうアーティストはいないと思います。

(Frost)
競合ではありませんが、Black Sabbath、The Beatles、Nirvana、Metallica、Korn、Toolなどのように、他のアーティストの物真似では無い、自分たちのオリジナルスタイルで、新しいジャンルを開拓したような偉大なパイオニアにはインスパイアされますね。
そういう偉大なバンドには信念があり、Gods of Decayも信念を持ったバンドだと思っています。

(Yorke)
いません。

最新作についての解説をお願いいたします。

(Anna)
8月6日に「Suffocate You」というシングルをリリースし、これからファストアルバムのリリースが決定されています。
作詞として、アルバム上で伝えたかったことはたくさんあって、周りの世界の滅ぼしへ一目散に向かうことを謳っています。
社会と個人の対面, 大勢順応、不合理性、個性の紛失などの「人証」という内容の歌詞を作ってきましたが、個人的な悩みや思想の反映たる言葉も結構含んでいます。
隠喩と引喩をよく使用しています。それゆえに、一方、歌詞はわかりにくくなる可能性もありますが、他方一般的な要素、皆が自分自身に当てはまるところを見つけ出す歌詞にもなると思います。

(Frost)
今年リリースされる予定の、1stアルバム「Collective Psychosis」は、サウンド的には、ダーク、ヘビィ、ノイジーな要素のギターサウンドの中に、シャウトあり、メロディアスというAnnaの多彩なボーカルスタイルを中心として、今まで聴いた事の無いような新しいセンスのヘビーロックを、Gods of Decayの圧倒的な迫力で聴く事が出来る作品となっています。

(Yorke)
ラウドな要素だけじゃなくてかなり濃い内容になっています。

バンドとして、今後の活動の方向性を教えてください。

(Anna)
この世界に存在性を知らせて、作品で傷跡を残したいので、そうするために一生懸命頑張ります。
ジャンル的にいうと、チャレンジ好きなので、気になった手段をなんでも使ってみたいと思います。

(Frost)
Gods of Decayは、2021年内に1stアルバムをリリースします。その中からの新しいMVなどもすでに準備しています。
今後も、音源や映像作品、そしてライブなどを通してGods of Decayの魅力を皆さんに伝えていきたいと思います。

(Yorke)
未知数ですが他人の為でなく好きな音楽を好きにやっていくのが一番と考えています。

現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか?

(Frost)
現在の日本の音楽シーンを見ると、同じジャンルのバンド同士で、ルックスも音楽的にも区別のつかないバンドがたくさんいるように見えます。もっと多様性なアイディアを持つセンスが必要かなと思いますね。
しかし、もしかしたら海外の音楽シーンも同じようなものかもしれません。
僕は、どうやったら他と違うような自分になれるか?という事を考えて、バンドの方向性を考えて、自分のギタープレイや作曲、パフォーマンスを考えました。それがGods of Decayが唯一無二の個性を持てる要因の一つになっていると考えています。

(Yorke)
あまり興味がありません。
2010年以降辺りから新しい音楽を聴くことがほぼ無いので周りがどうとか関心が無いです。

メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、このバンドで音楽をするモチベーションを教えてください。

(Anna)
以前に申し上げた通り、体中は音楽が響いており、むしろ私自身の一部ともなっています。
物理的に音楽をやめることはできません。

(Frost)
Gods of Decayとして、今まで人が聴いた事が無いような新しいセンスの音楽を作り、それを世界中の人々に聴いてもらい、感動し、評価してもらう事です。
バンドパフォーマンスでも、圧倒的な迫力と存在感で、見ている人を興奮させ、驚かす事ですね。

(Yorke)
セッションしていて気持ちいい瞬間ですかね。

メンバー皆様の個人としての音楽の夢と、このバンドで実現したい夢を教えてください。

(Anna)
夢ということは嫌いです。夢を見るよりは、実施することは大事なんです。そのため、行動が必要です。
そういうわけで、私には夢ではなく、目標があります。

(Frost)
Gods of Decayの作品やパフォーマンスが、今までに聴いた事のないような存在感として、人々の記憶に残れば良いな、と考えています。
そして、Gods of Decayという活動を通して、音源や映像作品を残す事で、音楽家としての自分の活動を誇れるようになりたいですね。

(Yorke)
精度の高いものを作りたいです。

オフの日などで、音楽以外にハマっていることを教えてください。またそれらは音楽活動に影響を与えたりしますか?

(Anna)
一人で人がいないところにいくことです。

(Frost)
映画を見る事です。それはクリエイティブな感性を刺激し、休息をリラックスさせてくれます。

(Yorke)
コーヒーや散歩、映画や美術です。
すべて影響します。

読者へのアピールやメッセージをお願いします。

(Anna)
私の声に導かれ、言葉に刺され、世界のあり方に目覚めてほしいです。

(Frost)
Gods of Decayは2021年にヨーロッパのレコードレーベル、Sliptrick Recordsと契約し、1stアルバム「Collective Psychosis」を全世界リリースします。13曲入りのこのアルバムは、アグレッシブでメロディアスな素晴らしい作品ですので、皆さん是非聴いてみて下さい。

(Yorke)
ぜひアルバムを楽しんでください。

(Gods of Decay プロフィール)
ジョージア人女性ボーカルAnnaと日本人ギタリストFrostが結成した「東京発、世界基準のポストグランジ/ゴシックメタルバンド」

2021年にヨーロッパのレコードレーベルSliptrick Recordsと契約し、全世界デビューとなる1stフルアルバム「Collective Psychosis」をリリースする事を発表した。
アルバムのリリースに先駆けて先行シングル “Suffocate You”がMVと同時に2021年8月6日にSliptrick Recordsよりリリースされている。

リリース情報
Gods of Decay New Single『Suffocate You』
2021年8月6日リリース
レーベル : Sliptrick Records
フォーマット:デジタル配信
iTunes、Apple Music、Spotifyなどの音楽配信サービスで配信中。

同日公開のMVはSliptrick Records公式YouTubeチャンネルより配信中。