ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。初めに自己紹介をお願いします。
紺(こん)と申します。
普段はボカロ楽曲の制作、cover等をしています。
音楽を始めたきっかけや本格的にボカロP活動を始めることになったタイミングなど、今までの音楽経歴について教えてください。
元々インディーズバンドでの活動を行っていました。
バンド解散後、自分の音楽をぶつけられる場所を探して考えたのがボカロでした。
学生時代はいわゆるニコ厨だったので、ボカロリスナーからボカロPとして出戻ってきた形になります。
ボカロでも他のジャンルでも自身の音楽性に影響を与えたものについてお伺いできればと思います、音楽やそれ以外のコンテンツでも構いません。
音楽全般ではポストロック、特に残響系やマスロックを中心に育ってきました。
ボカロではみきとPさん、buzzGさん、クワガタPさん等バンドサウンド主体の楽曲がやはり影響を受けましたね。
バンドやユニット、シンガーソングライターなど自分の音楽を発信していく手法としては様々なものがありますが、ボカロPとして活動していくことを選んだのはなぜでしょうか?
楽曲が1人で完結できるのが魅力的でした。
この度はボカウォッチ楽曲祭夏での受賞おめでとうこざいます!率直な感想をお聞かせください。
初投稿作品での受賞でしたので大変驚きました。
大変光栄に思います。
受賞作品「シーウィード・マーメイド」について、タイトルに込めた想いや意味について教えて下さい。
海をテーマに作りました。
シーウィード(海の藻屑)のマーメイド(人魚)、
思春期の少女の青い感情の儚さをやがて泡になる人魚に例えました。
今回受賞作品に使用したイラストを選んだ決め手や気に入っている所を教えてください!
どちらかと言うと曲のイメージが先に出来ていたので、
それに合うものを探していたのですが、絵師様のイラストを一目拝見したときに直観で「これだ!」と即決しました。
絵全体の雰囲気に圧倒されたことを覚えています。
コンセプトや表現したかった世界観について教えて下さい。
全体を通して、桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」という
小説からインスパイアを得ています。歌詞に「弾丸」等の表現が多用されるのはその為です。
楽曲の必聴ポイントを教えて下さい。
1サビ後の間奏部分です。
水音や鯨の鳴き声のサンプリングを入れて世界観を強調しました。
ご自身の使用されているボーカロイドになにかこだわりや思い入れはあるでしょうか?
CeVIO AIの可不を使用しています。
ブレスや歌い方の癖など人間らしさと機械音声らしさが両立していて愛用しています。
今回の「シーウィード・マーメイド」はサビ以外のパートはささやくようなニュアンスを意識して調教しました。
普段の趣味や何か他にされている活動などがあれば教えてください。
最近行けてないですが、ミニシアターに通うのが好きです。
インタビューへのご回答ありがとうございました。最後に読者の方へのメッセージをお願いします!
魅力的な楽曲をたくさん作れるよう頑張ります。
今後もよろしくお願いします!
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