L-THE WORLD

気品とクレバーさを感じさせる彼らが標榜するのは「皆が前に向けるよう先導する者」。ストイックに論理的に"唯一無二"を追い求める姿勢を存分に味わえるインタビューとなっています。

Pocket

ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。
早速ですが、メンバー皆様の自己紹介をお願いいたします。

LAER:
エルザワ(L-THE WORLDの略称)のVo.ラエルです、よろしくお願いします!

Jir:
エルザワのGt.ジルです!よろしくお願いします!

Nobu:
闘うドラマー、Nobuです!よろしくお願いします。

L-THE WORLD結成の経緯を教えてください。

LAER:
前バンド後期にドラムのノブくんと再会して、それからジルさんに声掛けてみて…という運命的なスムーズさで音を出すことになりましたね。

メンバー皆様それぞれの音楽的なバックグラウンドを教えてください。

LAER:
バックグラウンドというか、自分の音楽構築に先立ったものはクラシックやブルースですね。卓越してるというよりは単純に好物という感じですけど…笑。

Jir:
XJAPANに始まりLOUDNESS、そしてHR/HM全般にいった感じです。

Nobu:
入りはHR/HMで、学生時代にBluesやFunkと言ったオシャレなジャンルも通って来ましたが、やはり自分のスタイル的にRockが一番しっくりきます。

L-THE WORLDが目指すバンド像はどのようなものでしょうか。

LAER:
L-THE WORLDは『leaders of the world』という言葉からきてまして、バンド名の意味である『世界の先導者達』というのが目指すところです。偉そうな意味でなく、皆が前向きになれるように引っ張っていける存在になりたいなと思いますね。

多様なテイストの楽曲を多くお持ちのL-THE WORLDですが、共通して歌心のあるメロディと、それを生かすアレンジが強みだなと感じました。L-THE WORLDにとって楽曲制作で重視すべきことはなんでしょうか。

LAER:
常に考えているのは『メッセージ』、『アンサンブル』ですね。あと、楽譜通り弾けても凄いとは思っても感動に至る爆発力には欠けると思ってるのと、ロックバンドなので上手くても下手でもとにかく『楽曲に対してのイメージを一致させる』ということに個人的にはまず重きをおいてますね。

Jir:
ギターのアレンジに関しては楽曲の世界観を意識してます。ギターの土台となるものに色んなアプローチをしてみます。それをみんなに聴いてもらって、更にアップグレードしていく感じです!

Nobu:
ラエルさんから送られてきたDemoを聴き(Demoの段階でクオリティーは凄く高いです)、その楽曲のイメージを自分なりにドラムで表現する。フレーズだったり、強弱であったりとか。そして呼吸やリズムの縦のラインをバッチリ揃えられるように練習する。皆の呼吸、縦が揃えられたらカッコよく、唯一無二の物になります。実は、ドラムフレーズもラエルさんが最初に考えたやつでカッコイィ物が多いので驚かされてます!笑

L-THE WORLDの曲ができるまでのプロセスを教えてください。

LAER:
現在は作曲を全てボクが担当しているのですが、何となく思いついたフレーズを一回全部自分でやってみるんですね。取り敢えずドラム叩きながらベースの鼻歌なんかしてみて、どのテンポ感がドラム叩いてて気持ち良さそうとかお客さんが楽しめそうとか…そんな1人遊びをしつつ一旦各パートをまとめてみてメンバーに披露してみます。そこから各メンバーにそれぞれのパートを味付けしてもらう感じですね。

競合として意識しているアーティストを教えてください。

LAER:
正直言ってそういったアーティストはいるようでいないです。意識するアーティストの方々は、競合よりも尊敬の方が勝ってしまってる感じもありますね…笑。

3年以上のキャリアをお持ちですが、これまで一番大変だったこと、嬉しかったことを教えてください。バンドをやり始めたときの自分達になにか言えるとすれば、どんなアドバイスをしますか。

LAER:
1番というのは中々上げにくいですが、何よりも苦しい時は『メンバー間の足並みが合っていない時間』ですね。これは実際の親兄弟でさえある事だし、個性の強い人達が集まってるので仕方ない事だと思うので、その時間は『試練』と受け止めて色々考えながら過ごしてますね…笑。バンドやり始めた時の自分に言えることは…実はあんまり変わってないので特にないかもしれないです。常に自分に言い聞かせてることは『もっとやれ!』です…笑。

Jir:
バンド活動すること自体が常に大変です笑)でも本当に好きだから続けてこれてるのかなって思います。嬉かったことはライブで一体感あるサウンドが出せたときです。
バンドやり始めの自分に言いたいことは、自分のことをよく知ること、そして見えないものを大切にする力をつけることかなあと思います。

Nobu:
ラエルさんの楽曲は凄くカッコイィですが、メッチャクチャ難しいので、自分の物にするのがメッチャ大変です。なので、バンドやり始めた時と言うか、もっと前から?練習しろー!って言いたいですね(笑)
けど、できるようになった時の達成感は格別です。

「Hunting target」のMVを拝見しました。それまでのL-THE WORLDにはない、シャッフルビートやスカカッティングのようなギターフレーズなどのアダルトなナンバーですが、こちらのテーマ、コンセプトを教えてください。

LAER:
この曲のイメージとしては、舞台と言いますか…レトロなショー物語的な感じですね。歌詞的にも静かめに作ってるAメロから割とぶった斬るような言葉を使ってて、アダルトサウンドとその裏側を暴くような歌詞というイメージで構成しています。でも結果的に歌詞を見るとなんだかんだ言いつつ素直なストレートなものになってますね。変化球かと思えば直球だったというオチです。

現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか。

LAER:
課題は常に唯一無二なモノになることです。かといって突拍子もないことやればそうなれるのかというとそうでもないと思うので、やっぱり自分達らしさの追求が課題かなと思います。

Jir:
「エルザワ」というジャンルを築くことです。例えばイングヴェイマルムスティーンってどんな音楽?って聴かれて、知ってる人は口を揃えて「イングヴェイマルムスティーンをやってる」というと思うんです。そういう感じです笑)

Nobu:
自分的にですが、エルザワの楽曲は最強なので、演奏力、楽曲のカッコよさでは負けない。そして、それを最大限生かせる、ファンを魅了するパフォーマンスをやっていくこと。です。

メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションと、
L-THE WORLDとして音楽をするモチベーションを教えてください。

LAER:
とにかく昨日の自分に今日は勝つという思いがモチベーションですね。それぞれが日々成長更新してたら自分にも他人にもストレスとか生まれないと思うんですよね。自分はただの負けず嫌いなだけかもですけど…笑。

Jir:
個人として音楽をするモチベーション。嫌いになれたら楽でしょうね笑)音楽、バンド、ライブをすること全てが充実感だし原動力かなぁと思います。
エルザワとして音楽をするモチベーションは成長と悔しさと承認欲求ですかね…笑)

Nobu:
このメンバーでずっとやって行きたい、上を目指したい。と心から強く思っています。間違いなく自分史上最強のバンドです。やはり楽曲、LIVEパフォーマンスは最強クラスだと思っています。
あとは、闘うドラマーの由縁の元、極真の黒帯になります。

今後、バンドとしての目標やプランを教えてください。

LAER:
漠然としてますが、これからもより多くの方々と音を通して遊ぶ事が目標です。そして、プランというわけではありませんがジャンルの垣根なく攻める音楽をしたいと思います。

Jir:
エルザワの音楽がその人の記憶と寄り添えるように、たくさんの人に届けたいです。100年200年愛されるそんな音楽を遺せることが本望です。

Nobu:
先日ラエルバースデーでエルザワ初のワンマンLIVEをしました。今後、更に大きなステージへの出演や、メディアにも積極的に出て行きたいなーと思っています。

読者へのアピールやメッセージをお願いします。

LAER:
最後まで読んで頂きありがとうございました!エルザワはより勢いつけて走って行きたいと思ってますので、是非一度その勢いに巻き込まれてみて下さい!ライブ会場でお会い出来ることを願ってます!

Jir:
エルザワのライブは老若男女楽しめます!気軽にフラッとでも大歓迎です!素敵な日日常をお約束します!音源も世界観がわかる程度はYouTubeなどで聴けるので是非チェックしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました!

Nobu:
最後まで読んで下さりありがとうございました。魂込めたエルザワのLIVE、是非遊びに来て下さい。そして、末永く応援して貰えると嬉しいです。よろしくお願いします。

Official WEB:http://l-the-world.com/
Twitter:https://twitter.com/hashtag/ltheworld
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCHV6meIrOUwEBfGP2jjbNeQ