ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。早速ですが、メンバー皆様の自己紹介をお願いいたします。
涼華:
Vo.の涼華と申します。
朔:
神手ギターの朔です!
りう:
Ba.のりうです。よろしくお願いします。
リジェーヌ結成の経緯を教えてください。
朔:
時系列で言うと、僕が涼華くんを誘って他メンバーも含めて活動開始して。ただ他のメンバーは脱退とかあってサポートを頼んで活動することになったんですけど、昔からの友人だったりうくんをサポートに加えて暫く活動してからそのまま加入してもらった形です。
メンバー皆様それぞれの音楽的なバックグラウンドを教えてください。
涼華:
色々あります。
朔:
LUNA SEA
りう:
LUNA SEA
朔&りう:
やっぱり笑
「痛みからの再生」のコンセプトを掲げようと思った理由はなんでしょうか。
涼華:
そもそもリジェーヌっていうバンド名は“再生する遺伝子’’って意味があって、最初はそれに沿ったテーマで活動していて。以前のシングル『覚醒遺伝』や『Synapse』はそれに沿った作品だったんです。“痛みからの再生’’は11/11よりYouTubeで先行配信している『誰』という曲からそのイメージを踏襲してます。コンセプトは作品毎に今後も可変するものと捉えてます。もちろんバンドとしての根幹は揺らぎませんが。
朔:
痛みからの再生っていうコンセプトは、もともと掲げていた、再生する遺伝子っていうバンドのテーマにより一歩踏み込んで生まれたものなんですよね、現代社会には様々な痛みを感じる事があると思うんです、それでも人は前に進んで行かなくてはいけない、まさに生きる事は日々、痛みからの再生なんじゃないかと… 痛みっていうのは過去の記憶や傷痕、トラウマなんてものもあると思うんです、そういったものを表現するために音楽的にはダーク&レトロっていう世界観を打ち出しています。 今はダークな楽曲が殆どですが、これからレトロな楽曲も披露して行く予定です。
リジェーヌが目指すバンド像はどのようなものでしょうか。
りう:
キチンと曲ごとに意味のある世界観を伝えていければと思っています。あと、僕たちの仲の良さも笑
朔:
両方大切なことなんだけど、特に大事なのは後者なのかもね。
エモ基調のギターフレーズを中心としたシャープな楽曲に乗る甘い声の美メロがリジェーヌの大きな魅力だと感じました。バンドとして、この音楽性に行き着くまでの過程を教えてください。
朔:
率直なご感想ありがとうございます!僕は元々メタルコアやエモ系などの激しい音楽が好きなのですが、あまり男臭いのは好きではなくて…笑、そこで涼華くんの中性的な歌声と僕のラウドなギターがピッタリハマったなっていう部分はありますね!クリーンなアルペジオなんかも得意なので今後は激しいだけじゃないメロウなアプローチでレトロな曲調をプレイしてみたりとよりリジェーヌとしての表現を深めて行きたいですね。
リジェーヌの曲ができるまでのプロセスを教えてください
朔:
明確なルールはなくて。メンバーが各々自由に叩き台を持ってきて、聴いてから全員でそれを編曲していくのが基本スタイルですね。僕自身の作曲のプロセスは鼻歌から作るんですけどね
りう:
え?ギターは弾かないの?
朔:
うん、曲作りの時はギターは一切使わない、誰でも口ずさめるキャッチーな歌メロを徹底的に頭の中で練っていくんです。最高の歌メロが出来たなと思ったら初めてギターを弾いてアレンジを考えるといった感じです。 新曲の「誰」も「synapse」もメロディには徹底的にこだわったので自信があります。 とにかく「いい曲」を作るバンドでありたいので…
競合として意識しているアーティストを教えてください。
りう:
競合って考えはあまりなくて。V系バンドってどこも個性があって、それぞれの世界観を持っていると思うので。リジェーヌはリジェーヌの 世界観をキチンと皆さんに伝えられればそれが1番なのかなと思います。
昨年は2枚のCDをリリースしていますね。こちらについてそれぞれ作品紹介いただいてもよろしいでしょうか。
涼華 :
『覚醒遺伝』は生まれ変わることがモチーフになります。現在の境遇に不満があっても誰でも変われる、だから遺伝子レベルで見つめ直して行きましょうと。実際は人間の遺伝子配列って決まっているので、そんなことないのですが、それぐらいの強い気持ちを持って。
朔 :
『Synapse』もそうなんですが、痛みからの再生ってまさに生まれ変わるっていう事でもあると思うんですよ。目の前にある困難に、挑戦に逃げないで向かって欲しい、そうやって強い自分に生まれ変わっていこうと、それが生きるって事なんじゃないかなって思います。
りう:
じゃ、俺も曲紹介笑。先行配信した新曲『誰』について。こちらは現体制、現コンセプトでの初の公開楽曲で。とにかく曲が激しい笑。レコーディングなんかメンバー全員それぞれ苦労したポイントがあって。その分渾身の出来になりました。
▼誰 – リジェーヌ
https://youtu.be/NqCQh_jvUk0
朔:
ホントこれライブで演奏出来んのかって感じだからね笑 でもそういう事はレコーディングでは一切考えない、その時の全てを詰め込む、あとはとにかく練習して出来るようにすればいい、SUGIZOさんも同じ事言ってた笑
意味ありげでハイセンスなアートワークも印象的ですが、こちらはどのようなコンセプトで、どなたが担当されたのでしょうか。
涼華:
『Synapse』については、朔が楽曲と共に制作しました。『覚醒遺伝』と後日公開の『誰』については、画家の池永朱里さんに制作いただいてます。簡単に言えば、とにかくジャケットには拘れ。です。ジャケットに自分達の写真が写るような作品は今後も絶対にないです。雑誌の表紙、ゲームのオープニング画面、エントランス、表を飾る部分って音楽に関わらず拘りが詰まっていますよね。
現在活動されている、またはする予定のシーンについて、意識されている課題はありますか。
りう:
自分達の課題はブレないことですね。結構話合っていく中であれはやっぱダメ、これにしようとかって起きることもあって。しっかりと意見をまとめてまっすぐ同じ方向を向いていく、またその補間をしていく事が大事だなぁと。言葉でいってもまぁ難しいんですけど、これがバンドしていくうえでのやりがいに繋がると思ってキチンとしていこうと。
涼華:
シーンの課題はここでぶっちゃけすぎるとXXXなことになるので、ここではね・・・
朔:
そうだね笑
まぁ正直V系のシーン自体衰退して行ってるとは思うんですよ、昔の方が動員とかももっといたりしてね、
ただ僕は思春期にV系に衝撃を受け、このシーンだけでずっとやってきた…いわばV系を愛しているんですよ!
だからこそ時代のせいにはしたくない、何とか盛り上げていきたい、人を増やしていきたいとなるとまずは自分たちリジェーヌをもっともっと刺激的で魅力のあるものにしていかないといけないんです
頑張りますよ、愛するV系のためにも、もちろん自分たちのためにも・・
メンバー皆様の個人として音楽を続けるモチベーションとリジェーヌとして音楽をするモチベーションを教えてください。
涼華:
達成した時、ぜひ本誌で事後報告させてください笑。頑張ります。
朔:
そうですね、僕個人としてはただシンプルに音楽が好きで、V系が好きで、ギターが好きで、好きなものをとことんまで追求してやり続けたいっていう事ですね!
リジェーヌとしても同じですけれど、やっぱり自分の作った曲をバンドがある事によって初めて世に出す事が出来る、人前でプレイする事が出来るっていうのはとても楽しい事です!
気心知れた仲間たちとそれが出来るっていうのが最大の喜びですね。
りう:
個人のモチベーションは応援してくれる方達が居るからですね。
ライブでお客さんが笑顔で楽しんでくれてる所見るとほんと音楽やっててよかったなーって。
リジェーヌとしてのモチベーションは、サポートやってる内にこの2人とずっと音楽やっていきたいなと素直に思ったからです。
この2人とならどんな音楽性でも良いやって。だから加入しました笑
今後、バンドとしての目標やプランを教えてください。
りう:
直近では、11月11日YouTube公開新曲『誰』のアートワーク公開を12月12日に予定しています。(※インタビュー時は2019年11月上旬)
更に『誰』のPVを1月11日予定で公開です。バンドとしての動画コンテンツの拡充とそれと並行したライブ活動と考えています。
読者へのアピールやメッセージをお願いします。
涼華:
2020年もよろしくお願いします。
朔:
これからもですね、とにかく僕自身もバンドとしてもいい曲を作る事にこだわって頑張っていきますので、リジェーヌの楽曲のよさには自信を持っていますから、無料で聴けるのでまずは一度聴いてみて欲しいです!
もしいいな、好きかもって思ってくれたらもう貴方は僕たちの仲間です(笑)
一緒にライブで暴れましょう!
りう:
暴れるよりもじっくり聴くのが好きって方はもちろんそれでも良いですし、楽しみ方は人それぞれ!1人でも多くの方が自分に合った楽しみ方で楽しんで貰えるように、これからもメンバーと協力し合って頑張っていきます!
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