夕墨

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ELICITYインタビューお受けいただき、ありがとうございます。初めに自己紹介をお願いします。

夕墨です。ボカロP兼絵と動画も今のところ自作でやっています。

活動名の由来についてお伺いしてもよいでしょうか?

「ゆず」とつく名前に憧れていた頃に、「ゆずみ」→「ゆうずみ」→「夕墨」とつけました。

音楽を始めたきっかけや本格的にボカロP活動を始めることになったタイミングなど、今までの音楽経歴について教えてください。

小さい頃ピアノを習っていましたが、
その頃は音楽を自発的に聴くということがほとんどなく、ピアノもあまり好きではありませんでした。
ニコニコ動画というものを知って最初はMV目当てでボカロ動画を観るうちにだんだん音楽を聴くようになました。
ボカロP活動は最初はMV制作のネタとしてボカロカバーしていましたが、気づいたらボカロPメインになっていました。

ボカロでも他のジャンルでも自身の音楽性に影響を与えたものについてお伺いできればと思います、音楽やそれ以外のコンテンツでも構いません。

ボカロではkzさん、八王子Pさん、millestonesさん、ELECTROCUTICAさんなどの楽曲をよく聴いていました。
ボカロ以外はアニソンを聴くことが多いです。

バンドやユニット、シンガーソングライターなど自分の音楽を発信していく手法としては様々なものがありますが、ボカロPとして活動していくことを選んだのはなぜでしょうか?

元々、「PVつけてみた」やMMDを観た影響で、MV制作をやりたくなりボカロPを始めたので、
動画サイト以外は考えていませんでした。

楽曲制作で重視していることはなんですか?

聴いた時に制作時に想定した感情にさせることです。

普段どのように楽曲制作に取組んでいるのか、そのプロセスについてお聞きできればと思います。

まず、テーマやジャンル、MVのテーマカラーを決めてそれに沿うようにメロディや構成を考えます。
アレンジは参考曲やHow to make動画を色々真似して組み合わせると出来ます。

ボカロというジャンルに限らず自分の活動において意識しているアーティストなどはいますか?

動画師ではわかむらPさん、ブラザーPさん、かんなPさんなど、
イラストレーターではLAMさん、さいとうなおきさん、山本ヤマトさんなどの作品を参考にしています。

自分の得意なジャンル、世界感などがあれば楽曲と共に教えて頂ければと思います。

まだ制作した曲数がそんなにないので、自分でも得意なジャンルがよく分かっていません。

ここからは夕墨さんの代表曲でもある「好きになっていく/夕墨feat.初音ミク」について深掘りしていければと思います!

①タイトルに込めた想いや意味について教えて下さい。

作詞の太田PoN太さんのコメントも紹介します。以下「PoN太」。

PoN太:
歌詞から作って、タイトルは最後に決めました。
誰かのために自分を着飾るのではなく、自分が好きなものを身に着けて自分を好きになるために、
といった意味合いの歌詞なので、シンプルに内容が伝わるよう決めました。

②コンセプトや表現したかった世界観について教えて下さい。

夕墨:
コンセプトは「女の子のお気に入り」、イメージカラーはピンク、ジャンルはミクノポップ、とにかく明るくです。

PoN太:
人目を気にして小さくなって、周囲に合わせて生きていくより、
自分の好きなことをしっかり見て認めていく方が、ずっと輝いて見えると思うよ!といったイメージで書きました。
曲先だったので、キラキラとした明るい音源と、最初いただいた「女の子のお気に入り」というフレーズから膨らませました。

③楽曲の必聴ポイントを教えて下さい。

後半にあるセリフパートです。
アイドル声優っぽさを意識した調声でミクのかわいさを表現しました。

④制作に関するエピソードがあればお願いします。

夕墨:
このジャンルを制作したのは初めてなので、何も分からず苦労しました。
八王子Pさんの本とPiccoさんの配信を参考に制作しました。

PoN太:
曲をいただいたとき、長めの間奏の部分にラップを入れたい、というオーダーでしたので、
曲に合わせてどのように刻んで文字を入れていくかを悩みました。
ミクが歌える範囲で、というところが一番難しかったです。
セリフを入れたのは、そっちの方が可愛いな!と思ったからです。
自分で歌って録音したものを提出して、そこからミクの調声をしてもらった感じです。

⑤作品に対するリスナーなどからの反響はどうだったでしょうか?

かわいいという反応をいただけました。
想定していたテーマを伝えることが出来たと思います。

ご自身の使用されているボーカロイドになにかこだわりや思い入れはあるでしょうか?

かわいい曲ならまずミクと思います。
キャラとしてはGUMIが一番好きですが、ロック系に合うイメージがあります。
ミクは無機質さと透明感があるところがエレクトロ系に相性抜群だと思っています。

今ボカロや歌ってみたなど、いわゆる生のLIVE主体というよりは音源をアップする活動をベースとした 「ネット発の音楽」や「ボカロP」という存在がだいぶ世の中に受け入れられて来たと感じていますが、このような世の中の反応についてボカロPとしてどのような印象をもたれましたか?

「ボカロP」活動を続けやすい社会になったと思います。
ボカロPの高齢化も進むことなくどんどん新しい方が出てきているので、
数十年後には全世代にボカロPがたくさんいるようになっていると思います。

ボカロの登場は自分の曲を世に出すというハードル下げたことのみならず、音源に伴ったMVやイラストを作成するクリエイターだったり、歌い手として他人の曲を歌うことで表現するなど、多くの人に可能性ときっかけを提供できるプラットフォームになっていると思います。今後も根強い人気のコンテンツとなると思いますが、ボカロが続いていくためにはどのような変化が必要になると思いますか? ボカロP視点でのご意見を聞かせて頂ければと嬉しいです。

歌声合成のソフト自体が「VOCALOID」以外も増えてきているので、
ボカロという名称自体が変わっていくのだろうと思います。
ボカロという名称が消えてもボカロ文化の概念だけは続くように界隈全体が協力することが必要だと思います。

「ボカロ」と「歌ってみた」はネット発の音楽文化として切り離せない関係にあるとおもいますが、本来「ボカロが歌うために作られた楽曲」を生身の人間がカバーするという流れは他のジャンルや文化にはなくとても特徴的な部分だと感じています。「ボカロ」と「歌ってみた」の今までの関係性やこれからの在り方など、何か考えや思うところがあればおしえてください。 

生身の人間と歌声合成ソフトは別々の良さがあります。
ボーカルではなく、曲や制作者にファンがつきやすいというのがボカロ文化の良さだと思います。

基本的にはボカロPとしてボーカロイドに歌ってもらう曲を作るわけですが、自分のボカロ曲をカバーしてほしい歌い手などはいるでしょうか?

歌い手については詳しくないので分かりません。

昨今のボカロPはセルフカバーで歌われる方も多くいますが、ご自身や他の楽曲でもカバーをしてみたいという気持ちはあるでしょうか?

歌は練習したことがないのでセルフカバーはありません。

近年ボカロPや歌い手の数もどんどん増えてきています。リアルでのLIVEや活動というのもアーティストとして一つの選択肢ですが、ネットカルチャーの中で、ボカロPとして表現することの楽しさについてお伺いできればと思います。

動画ありきの文化なので、動画込みで表現することが出来るのがいいと思います。

普段の趣味や何か他にされている活動などがあれば教えてください。

ボカロにハマる前は絵をよく描いていたので、動画用の絵は今のところ自分で描いています。
そのうち他の方にも依頼してみたいです。

たくさんの楽曲の中から選ぶのは大変かと思いますが、初めての方に聞いてほしいイチオシのご自身の曲を教えてください。

「好きになっていく」です。

今後の活動について実現したい目標があれば教えてください。

アルバムに出来るくらいの曲数を制作して、
ボーマスなどのイベントにサークル参加することです。

インタビューへのご回答ありがとうございました。最後に読者の方へのメッセージをお願いします!

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございました。





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ボカロPの皆様へ

今回の特集にあたり、ポリシーを持って活動されていて、
インタビューさせていただけるボカロP様を募集しています。
ご参加いただける方は、以下条件を踏まえた上で、のフォームよりご回答いただければ幸いです。
<インタビュー掲載料:2,000円>

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